昨日の出来事です。

近所を歩いていると、母の友人に会いました。

母より六つ七つ若いその方は、母の病気を知ってからも、いつも暖かく見守ってくださり、母にはもちろん、私にまで優しく声をかけてくれるのです。

とっても前向きな考え方をするので、私はそのおばさんと、話をすると元気をもらえる気がします。

そのおばさんとバッタリ会った時、

『あらぁ~よかった!杏仁ちゃんに会いたかったのよぉ~。お母さん、元気?』

と、言って話しかけてくれました。

そして、バックを開け、お財布を取り出し、新聞の切り抜きをくれたのです。

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その切り抜きは、認知症のお母さんの記憶から消えてしまった娘の気持ちを書いたものでした。

おばさんは、以前、私が話した事を覚えていてくれて、認知症に関しての記事を切り抜き、私に渡そうと持ち歩いてくれていたのです。

なんだか、その気持ちがとっても嬉しかったです。

もともとは、母の友人です。

母がいいお付き合いをしていたので、私にまで優しく声をかけてくれるわけで…あらためて、母の足跡にも感謝です。




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