昨日の事。
実家から帰る時には必ずやることがあり、これは実家に介護に行く人が忘れてはいけない重要な仕事でもあります。
それは…
その日の夜の分の父と母の薬のセットをテーブルに置いて置くこと。
そして、明日の朝の分の父の薬のセット。
それから、母の夜と翌朝の分の核酸の準備。
もうひとつ、重要なのは『ワンコの餌』の夜の分と翌朝の分のセットをすることです。
この『ワンコの餌』についても、思えばいろいろ大変だった時期がありました
母が『認知症』とわかった初期の頃、それまでは母が自分で夜になるとワンコの餌を朝の分と夜の分の準備をしていました。
しかし、母の症状が進行して来た為、自分が餌をあげたのも忘れ、何度もあげてしまうようになりました
ワンコはくれればくれただけ食べちゃうし…肥満犬にまっしぐら
状態になってしまいました。
そこで、日ごとにパックを作り、それをあげる作戦を立てたりしましたが、あげた記憶がない母には、立て板に水…
全く、効果はありませんでした
逆に母の自尊心を傷つけるだけで、毎日言い争いをしていました。
今、思えばこの頃は私も『認知症介護者初心者
』でしたので、母の事を怒らせてばかり…そして自己嫌悪に陥る…それによって、また母の症状が悪化…こんな繰り返しでした。
それでも、ワンコを愛する気持ちは人一倍の母でしたので、獣医さんからの『ダイエット食』を食べさせることになった…という話から、だんだんとワンコの餌の準備の仕事を私に任せてくれるようになりました。
…というより、症状が落ち着いたのか、はたまた、進んでしまったのか
今は、小さなタッパーに用意をしておいたものを、自分が持って行って、ワンコにあげる…というだけになりました。
こんな経緯がある『ワンコの餌』なんですが、昨日、その準備をしようとしたら、朝の分のタッパーがひとつないのです
父に聞いてみると
そうなんだよ。
おばあちゃんにないよ!って言われたんで、予備の分を出してあげたんだけど…どこに行っちゃったのかなぁ
と言うのです。
ゲッ
もしかして、母がすでにあげちゃって、隠したぁ~
なんて思い、母の部屋のあちこち、母が以前お財布、お札、保険証など隠したことのある場所をくまなく捜索した私と父。
探しながらも、果たして今の母にそんな知恵があるのか…と疑問もありましたが、タッパーがないのが現実…
もしかして…
ひょっとして…
と、探しまくりました。
すると、脱衣所の箪笥の上にチョコンと置いてありました
きっと、母はいつもの場所にある朝の分のタッパーを持って、リビングに行く途中に何か用事を思い出し、脱衣所に寄ったのでしょう…
顔でも洗ったのかな…
その時、邪魔たっだので、ちょっと上に置いたんでしょうね。
そして…忘れてしまった
みたいです。
う~
なんか、私だってやっちゃいそうな一連の行動。
これを、『認知症』だから…と、決めつけるには心苦しい気もします。
でも、でも…
その前後の自分の行動が思い出せないこと自体が病気なんですけど…
お母さん、ごめん。
餌をあげちゃったんじゃないかって、疑った私。
あげる前の段階でわかんなくなっちゃったんだよねぇ…
まさか、そうくるとは思わなかったよ。
許してね
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いつも読んでくれてありがとうございます

実家から帰る時には必ずやることがあり、これは実家に介護に行く人が忘れてはいけない重要な仕事でもあります。
それは…
その日の夜の分の父と母の薬のセットをテーブルに置いて置くこと。
そして、明日の朝の分の父の薬のセット。
それから、母の夜と翌朝の分の核酸の準備。
もうひとつ、重要なのは『ワンコの餌』の夜の分と翌朝の分のセットをすることです。
この『ワンコの餌』についても、思えばいろいろ大変だった時期がありました

母が『認知症』とわかった初期の頃、それまでは母が自分で夜になるとワンコの餌を朝の分と夜の分の準備をしていました。
しかし、母の症状が進行して来た為、自分が餌をあげたのも忘れ、何度もあげてしまうようになりました

ワンコはくれればくれただけ食べちゃうし…肥満犬にまっしぐら

そこで、日ごとにパックを作り、それをあげる作戦を立てたりしましたが、あげた記憶がない母には、立て板に水…
全く、効果はありませんでした

逆に母の自尊心を傷つけるだけで、毎日言い争いをしていました。
今、思えばこの頃は私も『認知症介護者初心者

それでも、ワンコを愛する気持ちは人一倍の母でしたので、獣医さんからの『ダイエット食』を食べさせることになった…という話から、だんだんとワンコの餌の準備の仕事を私に任せてくれるようになりました。
…というより、症状が落ち着いたのか、はたまた、進んでしまったのか

今は、小さなタッパーに用意をしておいたものを、自分が持って行って、ワンコにあげる…というだけになりました。
こんな経緯がある『ワンコの餌』なんですが、昨日、その準備をしようとしたら、朝の分のタッパーがひとつないのです

父に聞いてみると
そうなんだよ。
おばあちゃんにないよ!って言われたんで、予備の分を出してあげたんだけど…どこに行っちゃったのかなぁ
と言うのです。
ゲッ


なんて思い、母の部屋のあちこち、母が以前お財布、お札、保険証など隠したことのある場所をくまなく捜索した私と父。
探しながらも、果たして今の母にそんな知恵があるのか…と疑問もありましたが、タッパーがないのが現実…
もしかして…

ひょっとして…

と、探しまくりました。
すると、脱衣所の箪笥の上にチョコンと置いてありました

きっと、母はいつもの場所にある朝の分のタッパーを持って、リビングに行く途中に何か用事を思い出し、脱衣所に寄ったのでしょう…
顔でも洗ったのかな…
その時、邪魔たっだので、ちょっと上に置いたんでしょうね。
そして…忘れてしまった

う~
なんか、私だってやっちゃいそうな一連の行動。
これを、『認知症』だから…と、決めつけるには心苦しい気もします。
でも、でも…
その前後の自分の行動が思い出せないこと自体が病気なんですけど…

お母さん、ごめん。
餌をあげちゃったんじゃないかって、疑った私。
あげる前の段階でわかんなくなっちゃったんだよねぇ…

まさか、そうくるとは思わなかったよ。
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