実家に行くと、自分の部屋で布団に入ってました。

おはよう…今、ちょうど寝たとこなんだ…
と、母。

そう…わたし、あっちに行ってるね。
と、リビングに行きました。

すぐに、母は来るはず。
もし、ここで母の寝ているそばにいたら、またあ~でもない、こ~でもない。あそこが痛い。ここが痛い。って始まるのがおち。

それがわかっているから、母のそばで長居は不要。

案の定、間もなくリビングにやってきました。
自分でちゃんと布団もたたみ、いつものようにノソノソと来ましたよ。

それでも、何の機嫌が悪いのか、今日は朝からワンコの散歩に一人で行ったらしい。

母が一人でワンコの散歩に行く…と言うことは、『混乱』している時や、調子の悪い時が多い…と、最近わかりました。

黙って、母を観察していると父に対して

まったく、犬の散歩なんか、あんなに近くったってオヤジは行ったことがないんだ!!
と、最近口にしていない文句を言い始めました。

嫌な予感。

薬がそろそろ効かなくなったか…
耐性が出来て来る頃かも…

なんて、思ってしまいました。

でも、こんなことでめげてても仕方ないし、ここは何とか母の気持ちをそらす作戦をしなければ…

と、思っていると あ~、今日は『お尻』が痛くてどこも行きたくないよ。
って言い出してしまいました

今日は御月謝(という言い方をしている)払って来なきゃいけないからね。1時に迎えに来てくれるよ。
と、まったく母の言うのは無視。

まだ、2時間もあるから、『お尻』みてあげようか?どれどれ…
と、安心させてあげると、母の頭は『お尻』から『御月謝』に切り替わってくれました

自分の部屋へ行き、お財布を開けお金を取り出してました。

982円だよ…

うん、え…っと。
と、一生懸命取り出していました。

なんとか、全額取り出せました

その次に、化粧箱を開け、眉毛を書こうとして

ん?あれ?こんなところに線が引いてある…
って、自分が朝、ワンコの散歩に行く時に眉毛を書いたことを忘れて、不思議がってる母。

おかしいやら、情けないやら…

でも、ここで朝、自分で書いたんじゃないの?
って言ったら、認知症の人にはNGなのであえてえ?そうなのぉ?ティッシュで落ちる?どうしたんだろうねぇ…なんて、言って母に合わせましたよ。

それにしても、『さっきの記憶』がなくなってる母は、やっぱり見守りが必要です。

今日も、なんとか午後からのデイサービスには行きましたが、それまでの3時間はドーッと疲れました

それでも、デイサービスに行ってくれたから良しとするか…


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