今日は12月を思わせる冷たい雨の一日でした。

こんな日は…母の機嫌がいいわけないプンプン

まぁ、想定内の行動でしたが、何をする気もなく、ただソファで毛布を首まで被っています。

足元にはワンコが丸まって寝ているぐぅぐぅ

そんな母を小雨の中、買い物に連れ出し、気分を変えてみましたが、傘をさして歩く母の腕をとることも出来ないので、『漬物石』がどんどんと離れて行ってしまう…

帰りは、びしょ濡れ覚悟で母の手をつなぎ、やっとこさ戻って来ました。


今日もデイサービスなので、11時半にはお昼ご飯を食べる母。


しかし、


それは、それはご飯粒を3粒くらいずつ箸でつまんで口に運ぶのです。

これは、『行きたくない』『休みたい』…という無言の抵抗なんです。

そして、炊き込みご飯を少しだけ食べて「もう、食べたくないよ。なんか、気持ち悪くなってきた」とボソリ。

幸い、耳の遠い父には全く聞こえていません…

だって、父に聞こえていたら、母に同情して休ませるように言うに違いない。


申し訳ないけど、母はどこも具合悪いわけじゃないのです。

ただ、こんな天気のせいもあって、気分が乗らない→なんか、食べたくない→具合が悪い…って『負のスパイラル』にハマっただけなのです。


騙されないぞ!!

って思うが、無表情でブスッとした顔の母を相手に、知らん顔を決め込むしかない。


父から隔離し、母の部屋でいつもと同じように過ごし、母が抵抗してあれこれ言っても、聞こえないふりで、わたしは母の挑発に乗らず、なんとか無事送り出しました。


勝利!!


母はお迎えの車が来たら、にっこにこで乗り込む母。

呆れるほどの二重人格です。


これが『認知症』なんですが…


そして母がいない間に、それは起こりました。


『うなぎ』以外喜んで食べない母の為に、父が雨の中『うなぎ』を買いに行ってくれたのです。

母がデイサービスから戻って来るのは4時半前。

ご飯の支度をしていると、帰って来た父。

玄関まで迎えに行くと、「転んじゃったよぉ~」と言う父がいました。

見ると、頭に大きなコブが擦り剥いた状態の2個。

鼻の下(加藤ちゃんぺっ)のところに擦り傷。

歯は無事でした…


変わり果てた父の姿に、もう足がすくむやら、びっくりするやら、どうしていいものか…

またしても、テンパってしまいました。

救急車を呼ぶには、母が帰ってくるまで家をあけるわけにはいかないし、父はまたしても、オチャラけた態度を取っている…

息子は携帯を持って学校に行ってないので、連絡がつかない…

父を病院に連れて行くにも、母をひとりに出来ない。


前回の近所の人に連絡をしたが、予定があってお願いできず…


ダメ元で、ヘルパーさんに電話をしてみたら、母と留守番をしてもらえることになりました。


父を連れて前回救急でお世話になった『脳神経外科』に行って、CTとレントゲンを撮ってもらいました。


すると、やはり今回も『脳梗塞』とか脳が原因ではないことが判明。


今回は『記憶』ははっきりしているのが前回と違うところなのです。

そして、『めまい』があった…とも言っていました。


結局、頭に大きな絆創膏を2個貼られ、正面から見ると『いい湯だなぁ~』状態のなんともまぁ、滑稽な父でした。


原因が『脳』でないなら、思い当たることは…『降圧剤』を昨日から変えたこと。

それによって、血圧が下がりすぎて『貧血』になったのかも…と思います。


それにしても、こう次々と…


今回の出来事…神様は何を伝えたかったのかなぁ。


今日の私…疲れすぎて、テレパシーを受け取れそうもありません。



とにかく、お父さん。

帰宅出来て、良かったね。



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