いくつになっても『食欲』だけは持ち続けたい…と思っていました。

しかし、母を見ていると『認知症』という病気は『食欲』すら母から奪い取ってしまったようです汗

一緒に買い物にスーパーに行っても、もう〇〇が食べたい!とは言いません。

しかし、やはり主婦をしていた習慣からか、

ん…これは美味しいんだよね

とか言って、シラスや蒸し海老を手に取ります。

少し前までは、必ず『天ぷら』とか『カキフライ』とか『ローストビーフ』を買おうとしてました。

そして、買ってはみるものの、絶対食べない…というか、噛みきれないから…とか言って、箸をつけないことしばしば。

挙句の果てに、父が残飯整理をするはめに…

今現在も、前の日のおかずは絶対に食べない母。

しかも、最近味覚障害になってしまった父。

そんな父が相変わらず、残飯整理をしています。


もう、父が不憫で仕方ありません…しょぼん

それなのに、おばあちゃん、何が食べたいんだ?と母に聞くのです。

もう、母にそんなこと聞いたって、自分で決められないし、返事だってしないのに…って思ってしまう。

返事をしない理由は、『父と会話がしたくない』のもあるでしょうが『なにが食べたいかわからない』のだと思います。

つまり、食事の楽しみ…がなくなってしまったのでしょうね。


それなのに、毎日、これなら食べてくれるかな…?ってあれこれ、作って帰る私と姉。


そして、翌日はおばあちゃん、ちっとも食べなかったんだぞって、父から聞かされるのです。


母が食べるのは『うなぎ』だけ。

しかも、1串¥1600もする上物。

そして、食べるのは皮を取ってもらった身だけ…


父はここでも、皮取り係り兼皮食べ係り…みたいです。


1週間に3~4日は食卓に出ています。


今日もそんな感じだったし、父が味がわからない状態なので、全く何を作ってあげればいいかわからなくなりました。


つい先日は『介護食師』にでもなりたいかも…なんて、思ったりしましたが、今は意気消沈状態です。


自分のことより、母のことばかり心配する父にも、腹が立つ始末。



ごめん、やさしくなれなかったね。



『食欲のない母』と『味覚障害の父』

この二人に何を食べさせればいいのぉぉぉ???


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