『認知症』になってから、母は『攻撃的』になり、『暴言』や『暴力』を感情のままに父に向けてきました。

今までは『理性』が働いていた脳も今は働かなくなってしまい、抑えの利かなくなる感情を『薬』でコントロールしています。

だから、母から目が離せないし、微妙な感情の変化にいち早く気づき、対処をすることで、家族の平和が保たれているのです。

こんな状態、いつまで続くんだろう…


そんな不安定な感情になってしまった母ですが、認知症になっても変わらないのが『時間を守る』という性格。

それは、必ずデイサービスのある日は、お迎えの1時間前には準備を整え、『行くモード』のスイッチが入り、準備万端にしていたい!!というこだわり。

しかも、5分前には玄関で『出待ち』状態の母。

決して、待たせない…

これは、昔からの性格です。

きちんきちんと、物事を進めていくタイプでした。

あ!もしかして、こういう人って認知症になりやすい…?


真偽のほどはわかりませんが、そういう性格だけに、『何も覚えていない』とか『記憶が抜け落ちる』ってことが、認識出来たら、どんなに嘆き悲しむことでしょう。

認知症になったばかりの頃は、頭が壊れていくみたいだ…だんだん、馬鹿になっていく…とか、母は口にしていました。

きっと、その頃は、母なりに何か変だ…と気が付いていたのかも知りません。

でも、今は…それも言わなくなりました。

つまり、それすら、感じなくなったのです。


ゆっくり、ゆっくり、病魔が忍び寄ってきているって事です。

いつか、この譲れなかった几帳面な性格も、奪われてしまうのでしょう。


お母さん!

几帳面でいいよ!!

時間厳守万歳!!

これだけは、いつまでも、守り抜こうね!


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