それは昨夜、7時半過ぎ…母からの電話でした。
すぐ来て!おじいちゃんが、倒れちゃって、大変なんだよ!!
え!今、おじいちゃんどうしてるの?
うん、布団に横になってる…
ってことで、急いで身支度を整え、息子に置手紙を残し、姉に私が行くまで母が混乱しないように電話をしてくれるように頼み、マンションを出ました。
実家で向かう途中、
『来るべき時が来たか…』
とか
『これから、みんなどうなっちゃうんだろう…』
とか
ものすごい勢いであれこれ考えてました。
実家に着くと、母が門の外で立って待っててくれました。
落ち着け自分…頑張れ自分…絶対大丈夫だから…
こんな時、誰にも頼れない不安。
何からすべきなのか、母をどうしたらいいのか、誰にも聞けない状況で…
手も膝も震えていました。
父を見ると、布団にあお向けに寝ていて、血は出ている様子がないので少し安心しました。
どうした?大丈夫?どこが痛い?
ん?俺がどうしたって?何でもないよ、ほら、この通り…
と、起き上がろうとする父。
いっつもそう。
大丈夫だ!何でもないって…
この期に及んで、すっとぼけて、強がってる父に腹が立って来る…のを、ぐっとこらえて、母の担当の看護師さんに連絡を入れ相談すると、主治医に電話するように言われ、主治医に連絡。
頭に大きなコブと7センチくらいの赤い打身痕があったので、『脳外科』でCTを撮ってもらうように指示されました。
救急車を呼んでいる間に、近所の仲良くしているお宅に助けを求め、母の見守りを頼みました。
そして、私は父の保険証やら、着替えやら、もちろん靴も忘れずに袋に詰め、スタンバイ。
オロオロする母に心配させないように、気を配りながら、益々トンチンカンになってしまった父を救急車で行くことを説得しながら…
もう、てんてこ舞い状態でした。
だって、救急が来るから…と知ると、パンツ1丁とシャツ姿の父は着替えようとするし、動かしちゃいけないから、阻止しなきゃいけないし…もぉぉぉ、一苦労。
結局、救急隊にミノムシ状態にされ、ストレッチャーに乗せられた父でした。
搬送先は希望通り『脳神経外科』の専門の病院でした。
すぐに、CTを撮り、続いてレントゲン。
意識のある父は自分で歩いて診察室に行く姿が、Yシャツにパンツ1丁…かなり間抜けな恰好でした。
でも、歩けるだけ、いいじゃん!
よかった。よかった
その後、診察室に私も呼ばれ、結果を聞きました。
今回のは転倒で、出来たコブと思うので、心配はいらない…とのこと。
脳梗塞を起こして、転倒したのではなかった…
もう、帰っていいですよ…とのことでした。
この一言で、私の父の間抜けなパンツ姿が、ますます情けないものに思えました。
帰りはタクシーで無事帰還。
途中、お世話になった近所のお宅にお礼とご報告をしてから実家に戻りました。
すると、息子が万が一の為に、学校へ行く準備をして実家に泊まってくれようとしていました。
今思うと、完璧なチームプレイでした
お蔭で母は混乱することなく、落ち着いて留守番出来ました。
そして、今日の父。
父は転倒したことを覚えてません。
頭に大きなコブがあるから、そうか、転んだんだな…って程度の認識しかないみたいなのです。
先生は『脳震盪』を起こしたんでしょう…ってことでしたが、『認知症』の疑いを持ってるだけに、この点についても、スルーするわけにはいかなくなりました。
母の事だけでなく、父の事もやらなくてはいけないことが山盛りになりました。
介護認定を受ける。
CTの映像を認知症の専門医に診てもらう。
必要ならば、もう一度検査を受けさせる。
これを、母の機嫌とのバランスを考えながらやって行かなければ…
課題は山積だけど、ひとつずつ、自分が出来ることからやって行こうと思います。
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すぐ来て!おじいちゃんが、倒れちゃって、大変なんだよ!!
え!今、おじいちゃんどうしてるの?
うん、布団に横になってる…
ってことで、急いで身支度を整え、息子に置手紙を残し、姉に私が行くまで母が混乱しないように電話をしてくれるように頼み、マンションを出ました。
実家で向かう途中、
『来るべき時が来たか…』
とか
『これから、みんなどうなっちゃうんだろう…』
とか
ものすごい勢いであれこれ考えてました。
実家に着くと、母が門の外で立って待っててくれました。
落ち着け自分…頑張れ自分…絶対大丈夫だから…
こんな時、誰にも頼れない不安。
何からすべきなのか、母をどうしたらいいのか、誰にも聞けない状況で…
手も膝も震えていました。
父を見ると、布団にあお向けに寝ていて、血は出ている様子がないので少し安心しました。
どうした?大丈夫?どこが痛い?
ん?俺がどうしたって?何でもないよ、ほら、この通り…
と、起き上がろうとする父。
いっつもそう。
大丈夫だ!何でもないって…
この期に及んで、すっとぼけて、強がってる父に腹が立って来る…のを、ぐっとこらえて、母の担当の看護師さんに連絡を入れ相談すると、主治医に電話するように言われ、主治医に連絡。
頭に大きなコブと7センチくらいの赤い打身痕があったので、『脳外科』でCTを撮ってもらうように指示されました。
救急車を呼んでいる間に、近所の仲良くしているお宅に助けを求め、母の見守りを頼みました。
そして、私は父の保険証やら、着替えやら、もちろん靴も忘れずに袋に詰め、スタンバイ。
オロオロする母に心配させないように、気を配りながら、益々トンチンカンになってしまった父を救急車で行くことを説得しながら…
もう、てんてこ舞い状態でした。
だって、救急が来るから…と知ると、パンツ1丁とシャツ姿の父は着替えようとするし、動かしちゃいけないから、阻止しなきゃいけないし…もぉぉぉ、一苦労。
結局、救急隊にミノムシ状態にされ、ストレッチャーに乗せられた父でした。
搬送先は希望通り『脳神経外科』の専門の病院でした。
すぐに、CTを撮り、続いてレントゲン。
意識のある父は自分で歩いて診察室に行く姿が、Yシャツにパンツ1丁…かなり間抜けな恰好でした。
でも、歩けるだけ、いいじゃん!
よかった。よかった

その後、診察室に私も呼ばれ、結果を聞きました。
今回のは転倒で、出来たコブと思うので、心配はいらない…とのこと。
脳梗塞を起こして、転倒したのではなかった…
もう、帰っていいですよ…とのことでした。
この一言で、私の父の間抜けなパンツ姿が、ますます情けないものに思えました。
帰りはタクシーで無事帰還。
途中、お世話になった近所のお宅にお礼とご報告をしてから実家に戻りました。
すると、息子が万が一の為に、学校へ行く準備をして実家に泊まってくれようとしていました。
今思うと、完璧なチームプレイでした

お蔭で母は混乱することなく、落ち着いて留守番出来ました。
そして、今日の父。
父は転倒したことを覚えてません。
頭に大きなコブがあるから、そうか、転んだんだな…って程度の認識しかないみたいなのです。
先生は『脳震盪』を起こしたんでしょう…ってことでしたが、『認知症』の疑いを持ってるだけに、この点についても、スルーするわけにはいかなくなりました。
母の事だけでなく、父の事もやらなくてはいけないことが山盛りになりました。
介護認定を受ける。
CTの映像を認知症の専門医に診てもらう。
必要ならば、もう一度検査を受けさせる。
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