ひとつのことが気になりだすと、そればかり『こだわって』しまうのも認知症の症状のひとつです。

今日は朝から姪っ子ちゃんが実家に来てくれました。

姪っ子ちゃんは優しい子で、自分が来る時は来なくていいよ♪っていつも言ってくれるのです。

しかも、9時くらいから来てくれたので、まったく行かずに済みました。

実は父の予定では今日は友人と温泉に行くことになっていたので、出かける時間にソワソワしている父を母に見せたくなかったこともあり、姪っ子ちゃんが早目に来ておばあちゃんをどこかに連れ出す…という作戦でいたのです。

その作戦はほぼ成功に見えましたが…


父が母のいない隙に外出してしまったことを、忘れてくれればいいのに(?)こういうことはしっかり覚えていて、父が帰って来た時には、新聞紙を丸めて、向かって行きました。

ふん!もう帰って来なくていいんだよ!黙って出かけるんだったら、帰ってくんな!!出ていけっ!

と、かなり険悪な感じでした。

あれ?

これのメンバーって去年の修羅場のメンバーだ。

悪かったなぁ~、急に呼び出されちゃったもんで、置手紙もしなかったね。ごめん、ごめん。

と、低姿勢の父でした。

ふん!手紙くらいおいてけっ!どこに行ったんだか知らないけど、こんな時間まで…鍵閉めてやるからっ!

と、怒りが治まらない母でした。

が!

そこはもう、姪っ子ちゃんと私も慣れたもんで(?)ほぼ、母の話はスルー。


夕方から歯科に行くことになった母の支度をさせはじめ、いつの間にかその話は…おしまい。

っていうか、忘れてください!って気持ちでした。


本当だったら、今日は『完全休日』になる予定だった私。

突然の母の『歯へのこだわり』が始まるまでは…

実は前々から、母の前歯の義歯の調子が悪く、歯科に行きたがっていました。

しかし、気分を変えてあげると、すっかりそんなことも忘れ、何日も平気でいたりしたので、放っておいたのです。

すると、今日、また、父がいない…とかなんか、面白くないことがきっかけで、思い出してしまった『歯の事』でした。

そんな相談の電話を姪っ子ちゃんからもらい、以前行ったことのある歯科に予約を入れ、連れて行くことになりました。

今どきの歯科は、ほとんどが予約制で、飛び込みの診療ってきびしいのですよね。

母みたいな『今痛いから、すぐ診て欲しい』っていうのは大変なんです…

しかも、いざ、歯科へ向かう道すがら

どうして、歯医者に行くんだっけ?

って、言っちゃう母。

まったく、ズッコケます。

結局今回は、義歯を支えている自分の歯がぐらついているため、金具が歯茎に触れ、そこが炎症をおこしているようです。

行く行くは、残っている自分の歯を抜いて、入れ歯を作り直すことになるようですが、麻酔をするにも、母の担当医の意見書(同意書)が必要なようで…

今日のところは、特に治療はなし…でした。


帰り道には、すっかり、痛い…とも言わず、機嫌よく戻ってくれました。


おかげで、こっちはマンションに戻ったのは7時前。


電動アシストの自転車があって、助かります!


母のような人って歯の治療はどうしているのかなぁ~


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