昨日までの『検査食生活』も無事に終わり、母はまた『新しい母(?)』になっていました。

朝8時過ぎには実家に出向き、朝食を食べそうになっていないか、そのことで父に攻撃をしていなか…と、目を光らせていました。

すると、父が

俺も検査だから食べてないんだぞ!じゃ、そろそろ行くかな?

と、言い出しました。


おいおい、お父さん!

あなたの検査は明日ですからぁ~!


すると、

ん?そうかい。じゃ、俺は朝ごはん食べてもいいんだな

ですと。

まったく、どこまでとぼけているのやら…

早く行ってよかったです。


母は母で

何だか知らないけど、今日は何だか食べないでどっか行くのかい?

と言い、すっかり昨日の『検査食』のことも、今日の検査のこともリセットされていました。

仕方ないか…


急いで、下剤を1.8リットル作り、母に飲ませ始めた私。

味はポカリっぽいので、嫌がらずに飲んでくれます。

しかも、2時間の間に1.8リットル飲ませなければならないので、結構拷問…です。


お昼の頃には、すっかり母の腸もそうじされ、もう、検査の時間まですることがない状態になってしまったのです。

さぁ~、困った。


で、私は母と昼寝作戦にはいり、なんとか3時までの時間をつぶし、いざ、クリニックへ!


とにかく、自分が何故食べられないのかを忘れてしまうので、目の前でお昼ご飯を食べている父に

何で、あたしが寝ている間に自分だけ食べるんだ!プンプン

と言い出したり…

ずーっと、母のそばにいて、気をまぎらわしたりしなければならなかったのです。


本当に子どものようになってしまった母。


結局、わたしもお昼抜き…しちゃいました。

ま、私の場合は、プチ断食…ってことで、有難かったかも…?


5時過ぎにクリニックに母を迎えに行き、先生から検査の報告を受けました。

『胃』と『腸』にポリープ(多分良性)があり、病理に出したので、1週間後の結果待ちとのことでした。


フラフラ…する母を連れて実家に戻ったのは6時前。

何だ、一日検査してたんだなぁ~もう、夜になちゃったよ。

と、繰り返す母。


一日は検査してませんよぉ~と、心でつぶやく私。


きっと、わたしが帰った後も、繰り返していると思います。



明日は今日の事また忘れているかな…?

面倒くさいから、忘れてくれてもいいけどね。

お母さん、今日はよく頑張りました!大丈夫。検査の結果は心配ないよ。


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