それは、7時過ぎの事。

近所のスーパーで買い物をしている時

どこにいるんだ?おばあちゃんが、お腹が痛い!ってのた打ち回ってるんだ。どうしたもんかなぁ~すぐ来てくれ!

と、父から携帯に電話がありました。

今までも、『気持ちが悪い』とか『めまいがする』とか『心臓のあたりが痛い』とか母はこだわりだす行動があり、その度に父を振り回し、わたしまで巻き込まれ…ってことがあったので、今回も

じゃぁ、私はあとですぐ行くから、まず、看護師さんの携帯に電話してみてよ。もしかするとすぐ、来てくれるかもしれないし…

と、指示を出しました。

だって、私が行っても医者じゃないし、結局、それからあちこちに電話することになるわけだし…だったら、看護師さんの方が、少しでも的確な指示をくれるでしょ!

その電話から、15分くらい後に、実家に行って見ると、救急車を呼んでいました。

正直、かなり驚きました。

救急車を呼ぶことが『みっともない』とか『恥ずかしい』という固定観念のある父だったので、びっくりしました。

そんなにひどい状態なのか…

と、思いきや、腹痛を訴えていた母の顔色こそ、青白かったものの、のた打ち回ってもなく、救急車が来る前に…と、母の身支度を整えてあげている父。

見た目では、そんな緊迫した感じもありませんでした。

が!

万が一…のことを考えて、主治医の指示で『救急車』を呼ぶことを進められたみたいです。


救急隊がストレッチャーを庭に用意し、母の部屋で簡単な問診と触診をし、その後、救急車に乗り込みました。

病院にはわたしが付き添い、父はお留守番。

その時、入院するかもしれないと思い、急いで持ったのは『母の下着』と『おもらししたとき用の替えのズボン』でした。

今、思うと、なんか変だったかも…

もう少し、まともな持ち物ってあったかも…って思う。


救急車の中では、ストレッチャーに寝かされたままの母の前で、受け入れ先探しの電話をかけまくる救急隊員たち。

12~3分もこの状態。

しかも、母の横で症状と母の既往症を伝えるため、何度も『認知症の患者さん』のフレーズが出る救急隊員。

おいおい!

母に『認知症』ってばれちゃうじゃん!と、ハラハラの私。


結局、6件目の『都立広尾病院』に決まり、運ばれました。


こんな時間がかかっていたら、一秒争う患者さんだったら…と、怖くなりました。


ERに運ばれた母は、一通りの診療の末、帰ることになりました。


あれだけ痛がっていた腹痛も治まり、嘔吐の心配もない母は、自宅で様子をみましょう…って事に。

ん~

そんな予想は出来ていましたが…ね。


というわけで、行きは救急車、帰りはタクシーで無事帰還しました。


結局、母の腹痛は何が原因かわかりません。

変なもの食べてないし、飲んでない。


でもまっ、大事にならなかったことに感謝かな?


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