生まれ変わった気持ちで過ごして行こう

今日は私の検査の結果を聞きに行って来ました。

その結果…大丈夫でしたほーっとしました。

一時は本当に最悪の場合も考えたし、『期限』付での生活を考えたり…もしました。

大げさじゃなくて、自分の生き方やこれからの生き方を本気で考えた１週間でした。

その時、何もいらないから『健康な身体』が欲しい…と、思いました。

だって、まだまだしなければならないことがいっぱいあるし、母の介護だってしなければならないからね。

でも、『異常がなかった』ことで、また人生の時間をもらえたような気がしました。

これって…

自分を見つめなおす『心の試練』だったのでしょうか…。



母だって『認知症』になってしまったことで、私にまだまだいろいろ教えてくれることがあるのです。

『認知症』だからこそ教えてくれることだってあります。



そりゃぁ、すべてこんな謙虚な気持ちで受け入れられない時もあるのは否めません。


でも、今日は自分の心のつかえがなくなったので、素直な気持ちで受け入れられます。



今日は夕方から実家に行き、それまでいてくれた姉とバトンタッチしました。

すっかり可愛らしくなった母が迎えてくれました。

今までは、毎日朝８時ごろには、姉と交代で実家に電話を入れ、父から朝の母の様子を聞いていました。

すると、『今日は全然ダメだなぁ』という一言で、気持ちが萎え、『行きたくないよぉ』という本心にムチを入れ、実家に行ったものでした。

しかし、今はあまり気分のアップダウンもなくなり、実家に行くのも楽になりました。

穏やかな気分で介護が出来る…ありがたいことです。

そして、去年は主人のいる香港に行くにあたっても、『人間ドック』に泊まりで入るから…と、母にウソをつき、姉に母をお願いして出かけました。

親にウソをつく…これすら罪悪感に苛まれ、辛く苦しい思いが先にありましたが、今は『母の混乱を防ぐウソはつかなければやっていけない』と思うようになり、罪悪感…がなくなりました。

今年は母の気分が安定しているので、香港行きを伝えてみました。

すると

あら！いいわねぇ～おみやげ買ってきてよ！

と、笑顔で言ってくれました。

ま、その場での反応ですから、継続して覚えているとは思いませんが、とてもうれしかったです。

今年は主人の実家にもお盆のころには行くことにしています。

母の介護が始まってからは、すっかりご無沙汰してしまっていた私。

九州に１泊２日はかなり強行軍ですが、嫁してくる予定です。

これも、母が少し安定しているから出来ること。

有難いです。

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