先週から行き始めた『介護予防のデイサービス』は母にとって、刺激のあるものだったらしい。
それは、私たち介護をするものにとって、明るい兆しでもありました。
しかし、楽しい思いを独り占めに出来ない母は、何かの折に、お隣の同い年の奥さんを誘っていました。
同じ事を何度も何度も繰り返して話題にする母なので、
今度ねぇ、車が来た時に、誘ってあげるんだ
と、言い続けるのです。
そして、それに輪を掛けてトンチンカンな父まで
そうだな、ふたりだったら、話し相手になるしな…
と、ますます母をその気にさせる。
ちょっとぉ~
そういうもんじゃないのよ
と、キレそうになったが、母がそばにいるので、グッと堪え、
お母さんが行っているところは、定員いっぱいになっちゃったから、もう入れないんだよ。
それに、お母さんは介護保険に入っているから、行けるんだけど、お隣は入ってないんじゃないかな
と、『保険』というわかり易い言葉を使い、説明したのです。(もちろん、誰だって介護保険は入っているのですが、介護認定なんて言ってもわかんないからね)
すると、
なに言ってんだ。介護保険だったら、隣だってはいってるじゃないか!
と、全く空気の読めないトンチンカンな父の一言。
こんな、やりとりが続きました。
これは、直接お隣のおばさんに事情を話すしかない!と、思い、訪ねました。
そして、もちろん、母の話しに合わせてくださったことを前提に、お礼を言ったところ、
え?
ひょっとして、おばさんもその気だったぁ~?
っぽい反応が返ってきたのには、かなりビックリしました。
う~ん、やっぱり同い年か…
で、こちらのお願いとしては、もし、また母から誘われたら、おばさんの口から断って欲しい…と伝えました。
例えば、不整脈だから、ドクターストップがかかった…とか。
すると、もともと不整脈の持病のあるおばさんは快諾してくださいました。
あとは、おばさんの演技力次第です。
頑張って
もちろん、先日の『一緒にスーパー銭湯へ行きましょうね』の話題も母は今、言わなくなりました。
だから、『一緒に運動しに行きましょう』もそのうち…と、思っているのですが。
これで、鎮火してくれるといいのですが…どうなりますやら。