今朝の母の気分は悪く、1週間ぶりに父から今日は朝の機嫌が悪かったぞぉ~のコメントがありました。
先週の木曜日に『リスペリドン』を飲ませてから1週間経ちますし、それまでも、波がありましたから、驚くほどもないのですが、やはり、機嫌が悪いと聞くと、心穏やかではいられません
しかし、またしても私が実家に行くと、母の口からは、真逆の言い訳をしてきました。
何だか、おじいちゃんの機嫌が朝から悪くってさ。
全くやんなっちゃうよ!
そしたら、今月のお小遣いをまだあげてなかったんだよねぇ…
あたしだって、もう82だから、あげるの忘れちゃうことだってあるのにさ。
とまぁ、自分にいいように訴えてきました
父からはすでに、朝の機嫌が悪かったあとに、母が父に小遣いを持って来てくれた…と、聞いていたので、母が言うのも『真逆』に考えれば嘘ではないのです。
こんな状況も、何度か過去にもあったので、わたしも慣れました。
あっそうなの。
そっかぁ~。
などと、母の言うことを否定もせず、聞き入れてあげました。
そして、
じゃぁさ、お金なくなちゃったんじゃない?
銀行に行っておろして来ようか?
と、外に誘い出しました。
グルグルと妄想チックな状態の中から、こっちの世界に戻してあげたい…と思ったのです。
すると、母は出かけるついでに美容院に行きたいと言うので、送って行きながら、私は銀行に。
綺麗になって、自宅に帰って来た頃には落ち着いていたので、一安心。
そして、今日は先日お試しで行ってみた『介護予防のDS』の契約の日でした。
いまだに覚えているようで、とても楽しみにしてくれています。
実は、『今』を生きる母なので、『今』は楽しみにしていても、『当日』は行かない!なんてことになってしまうのではないか…と心配していたのですが、この分だと、すんなり行くかも知れません。
また、一歩。
母の介護生活に進歩がありました。
これは、在宅介護しか出来なかった私たちにとって嬉しいことです。