今日は母とお出かけをしました。
誰も来る予定のない日は、時間がたぁ~っぷりあるので、たまには外出しないと、時間が潰せません
そこで、お天気もいいことだし、暇だし、母の好きな『毛糸』でも買いに行こうって誘い出しました。
すると、あっさり承諾し、お化粧を始める母。
を付け、私の真似して(?)、ネックレスまでしていました。
いい感じ
実際、『毛糸』はどうでもよかったのですが、毛糸売り場にいる母は、嬉しそうでした。
多分、もう難しい編み方は無理でしょう…
それでも、見本の作品をひとつひとつ手にとって、編み方をチェックしている姿は、はたから見たら、『出来る人』に映ったかも知れません。
結局、私の『ベスト』を作ってくれる…ということになりました。
カゴに入れて、他の毛糸とかを物色していると、母は、今入れた『私のベストの毛糸』を見ては、
これは、何を作るんだっけ?
と、聞いてきます
その度に、
あ、これ?
ベストだよ。これだけで足りるかな?
と、答えてあげました。
案の定、実家に戻ってからも、袋から出て来た『毛糸』を見て、
あら、こんなきれいな色の毛糸、買ったんだねぇ。
何を作ろうかね…
と、今、初めて見たように言うのです。
果たして、ちゃんとベストになるのでしょうか…
ま、本当は何を作ろうがいいんです。
ただ、母の時間が潰れてくれればね。
それが、作品になれば尚結構
でも、母の作りたいって、気持ちを大事にしてあげたいと思ってます。
実家に戻ってからも、母は疲れたとも、言うことなく、元気でした
夕方、姉のところの甥っ子くんが、夕食を食べに実家に来てくれたので、母もうれしかったようです。
父も
うれしいなぁ…
こうやって、娘だ、孫だって、みんなが来てくれるんだからなぁ、おばちゃん。
そんな家、このへんじゃうちだけだぞ
そうだよ、隣だって、誰も来ないよねぇ。
旦那なんか、見たことない…
お~っと
<この話は、母がいつもする話でして、お隣のご主人が3年くらい前に亡くなったのですが、母は全く記憶から消えてしまっている為、お隣の奥さんはバツ1みたく思っているのです。>
ここに話が来てしまいましたかぁ…
でも、自分は幸せだ 自分は愛されているんだ
と、感じてくれたでしょうか。
それでいいよ。
明日はまた、そんな気持ち忘れてしまうだろうけど…ネ。