先週から食事療法をしている愛犬に、やっぱり余計なものを食べさせていた母。
今日、姉がバッチリ目撃しました。
しかし、母は確信犯のように、手に隠したお菓子を与えたそうです
そして、それだけではなく、隠しておいた大きめのドッグフードも与えていました。
だから、言ったでしょ!
紙に書いて貼っておいたって、あげちゃうんだよ!!
おじいちゃんだって、黙認しててさ!!
と、姉からの電話がありました。
がががっ~ん
あんな病気でも、母の事を信じたかったんだよねぇ
目につくところに書いてあるし、文字なら心に残るかな?って…
何だか、情けない…わかっていても、情けない。
すると、再び、姉から電話で
今、ワンコが吐いたよ。
そしたら、お昼に食べさせてた『おそば』も出てきたよ。
もちろん、ドッグフードも出ちゃったけどね。
だけど、おばあちゃんったら、あたしはあげてない!って言い張ってるよ。
わたしがちゃんと見てたのにさ…
との報告でした。
認知症の人って、自分の非を認めない…ってよく言いますが、ホントにそう。
都合が悪くなると、あたしじゃない!知らないよ!やってない!見てない!と言います。
まだ、『覚えてない』とか『忘れちゃった』とか言うならかわいいのに…
でも、自分の非を認めない…ということは、自分に非があるかも知れないということの現われなのでしょう。
自分がそんな事をした記憶がないのに、そうなってしまっているらしい…というのを察しているので、余計にそんなことを認めたくなくて『やってない』とか言ってしまうのだと思います。
理屈では充分にわかっているし、わかってあげたいのですが、その場では、腹が立つったらないのも事実です。
まぁ、どの面さげて、いけしゃぁしゃぁと!!てくらい、腹が立ちます
夕方、買い物をして実家に行ってみると、母から
さっき、ワンコが吐いちゃったんだよ。
そしたら、ドッグフードが出て来たんだけど、あたしがあげちゃったのが良くなかったのかなぁ…
と、言い出だしました。
え?(初めて聞いたふり)
おやつ、あげちゃったのぉ?
ダメだよ、今、食事療法中なんだから。
でも、吐き出したんなら、きっと身体が受付なかったんだね。
あと、2日の辛抱だから、余計なものあげないでよ!
結晶が消えてなかったら、手術することになるんだから…
とは言ったものの、どこまで覚えているか…
生活するのに『言葉』はもちろん必要ですが、『記憶』の上に成り立っている生活なので、『記憶』が出来ないってことは、日常生活をして行くのに、かなり支障が出てきたことになります。
そのうち、家中、貼紙だらけになっちゃうのかなぁ