母は『鰻』が大嫌いでした。
私たち家族はみんな普通に好きで食べられるので、昔から鰻食べたぁい♪と、言い
食卓に並べてくれても、母はあたしは、その蛇みたいな皮が気持ち悪くって、食べた
ことないんだよ。と、絶対食べなかった母でした。
それなのに、最近、食べられるようになり、昨日から
うなぎが食べたいねぇ~
あれ食べると、なんか元気になるよねぇ
と、言い出しました。
それで、雨も上がった今日の午後、父と母とのお散歩をしながら鰻屋さんへ行って来ました。
食べられるようになった…とは言え、『皮なし』の状態なんですが
ま、鰻は鰻ですし、大嫌いだったのが、食べたいなぁ~
に変わったのがすごいです
これって、もしかして、病気にせいで、思考回路が少し故障したってことでしょうか
どうぞ、今日も美味しく召し上がってください。
最近、気が付いたこと。
母の話す『単語』が『頭文字しか当たってない』ことが多くなりました。
よく、認知症が進行すると、単語も出なくなるそうですが、母の場合は予備軍(?)と
いうのでしょうか、会話の中であれ?今の一文字しか当たってないよね?てことが、
しばしばあります。
それでも、母は意外とケロッとして、話が先に進んでいるので、まっ、いいっかと、気
に止めなくなりました。
だって、一々そんな事を指摘しても、母を刺激して、不安にさせるだけだと悟りましたからね。
母が気持ち良いように過ごさせてあげる事
うちの母が平和に過ごせるのは、これに尽きます
認知症ってわがまま病
んなわけ、ないか…