母の『ひとりでいられない症候群』には参ってます。
夕べは姪っ子ちゃん2が泊まってくれたおかげで、久しぶりに、午後から『我が家で過ごす』親子の時間が持てました。
普通では当たり前の平凡な暮らしが、今の私には夢のような幸せに感じます。
実家に行かなくて済む。
母の心配をしなくて済む。
親不孝ですが、どれだけ、負担で、ストレスになっていることか…
原因は、母を一人に出来なくなってしまったことにあります。
今日も、朝8時過ぎに姪っ子ちゃん2が実家を出た後、9時には私が行きました。
そして、息子の保護者会に行かなくてはならなかったので、30分くらいでしたが、母の顔を見て、11時からヘルパーさんが来てくれることをメモに残し、夕方また来るね!と言い、学校に向かいました。
それなのに、ヘルパーさんが来るまでの時間に、母の具合がまた『点滴』をしてもらいたくなるくらいに悪くなってしまいました。
思うに、私が出かけてしまった→ひとりきりになってしまった→さびしい→点滴とまあこんな感じでしょうか。
しきりに、父にもう、ダメだ!こうやって死んじゃうんだきっと。と、訴えてくるので、父はいつも、振り回され、私か姉に助けを求めてきます。
父もそこで、毅然と明日、来てもらおうな!とか何とか誤魔化してくれればいいのに(明日になってしまえば、忘れている可能性がある)本気になって、オロオロするもんだから、厄介なことになるのです。
申し訳ないけど、本当に身体がどうかなっているのではなく、頭がどうかなっているわけで、『点滴』したからって、どうなるものでもないんです。
全く、その度に看護師さんを呼びつけて、申し訳ない…
いつまでこんな状態が続くんだろうか…
認知症の人の通る道にこういう症状ってあるのかなぁ。
それとも、うちの母だけ?
今日は夕食を実家で、我が家のパパと息子も一緒に食べてあげました。
お刺身を買いにも一緒に行ってくれましたし、お料理も一緒に作りました。
そりゃもう、満面の笑顔で…
あ~あ、
誰か助けてぇ~!
母はどこに向かっているのでしょうか。