この頃、顕著に『子ども返り』の症状が出て来ている母。
例えば、私と姉が話をしているだけで、話をしている内容が理解できず、仲間はずれの気分になってしまう。
すると、みるみる面白くないという感情がむき出しになり、わがままな子どものように、へそを曲げるのです。
最近は、そうなりそうな母を察知することも出来るようになりましたが、100%母中心に動くわけにも行かず、回避出来ない場合も出て来るわけで…
『認知症』ってこんな過程も辿っていく病気みたいです。
母は自分が中心なら、大満足![]()
人の役に立てたなら、なお幸せ![]()
こんな感情もあるので、近所の93歳のおばあさんにはことのほか優しい母です。
そんな時の母は、病気であることを感じさせないくらいしっかりしています。
だったら、うちでもしっかりして欲しい!と、心で思っているのは私だけ?
それから、今日の夕方の出来事。
姉が実家で夕食の準備をしてくれた後、父と母をワンコの散歩に送り出し、実家を後にしました。
5時45分。
父から電話が私に入り
散歩から帰って来たら、点滴をして欲しいって、言ってるんだけど、まだお医者さんやってるかな?連れて行ってくれって言うんだよ。
え?
お医者さんなんかじゃなくて、看護師さんに連絡してみるから、ちょっと待てるかな?
私が思うに、母は、また何か面白くないことか、夕方で心細くなって来たのか、何か気持ちに入ったのでしょう…
つまらない→何か、具合が悪いかも…→点滴でもして欲しい
となったのだと思います。
その証拠に、看護師さんが実家に電話をしてくださった時には、父と一緒に夕食を普通に食べていたらしい。
じゃ、あの騒ぎは何だったの?
看護師さんにも、事情を話し、謝リました。
それでも、明日、心配なので来て下さるそうです。
仕事とはいえ、本当にやさしく対応してくださる看護師さんに感謝です。
一日のうちに、母の感情が上がったり
下がったり
します。
病気とはわかっていてるけど…いい加減にしてくれぇ~
と、思ってしまう私。
明日、実家に行ってもケロッとしているんだろうな…