昨日のような母を介護するのは、神経が磨り減る思いで、ストレスばかりが残ります。


母と一緒にいる父は、旦那である前に元々は『他人』。


母が父だけを攻撃するのは『元を正せば他人だから』と言われていますが、父にとっても母は『他人』なのに、あそこまで我慢して、耐えて、こらえている姿には、頭が下がります。


今日も重い足取りで、向かった実家。


父からは今日は△だな…と、聞いていただけに、母のあの『ムスーっとした仏頂面』を見るのかと思うと気が滅入りました。



丁度、実家に向かうと、向こうから父と母が投票してから戻ってくるところでした。


おはよう♪

投票して来たんだね。


うん、ちゃんと名前書いて来たよ。

真ん中あたりに書いてあったよ。


全くもって普通の母でした。


いや、もしかするとそれ以上に穏やかだったかも知れません。。


実は姉と相談して、今日はもう一度『リスペリドン』を飲ませてみよう!

なぜならば、即効性のある薬なのに、昨日は全く効果がなかったので、もう一度飲ませてしまえ!ってことになったのです。


素人なので、すべて何の根拠もないのですが、もしかして『デパケン』との相性が悪いのかも…とか、やっぱり耐性が出来てしまったのかも…とかいろいろ考えました。


でも、今日の母には薬は必要ない状態でした。



この実験(?)は見送ることにしました。



最近、母は同じ服を着ています。


下着こそ洗濯はしますが、カットソーとズボンはいつも同じ。


夏と違い、汗をかいているわけではないのですが、やはり毎日同じ服では…ネ。


そこで、きょうこそは…って、母に着替えてもらいました。


そして、今までの服は洗濯機へ。


拒絶はしないが、着たきりすずめでも構わなくなった母。


決して高価なものを着ていたわけではないが、いつもそこそこおしゃれで、垢抜けていた母だったのに…


着替えている母の痩せてシワだらけになってしまった細い腕が悲しかった。


身体も確実に衰えてきているのです。


誰もが辿る道ではあるけど、経験がないだけに、ショックでした。



秋桜日和 Chapter2-ひざ掛け完成 2011.4.24

それから、とうとう『ひざ掛け』が完成しました。


一時は危うく、座布団サイズで終わってしまいそうでしたが、なんとかここまで来ました。


ありがとう、お母さんラブラブ


まだまだ出来る事あるよね?


また明日、楽しいこと探しましょう。