今日こそ!朝から実家にも行かず、自分時間を過ごそう♪という、願いもむなしく、打ち砕かれたのでした。
今日は姉が来てくれることになってました。
しかし、やっぱり来てくれるのは11時半くらい。
午前中の時間をもてあましてしまう母。
そういえば、ここのところめっきり、母を一人にして置けなくなりました。
しかも、夕べからの父方の親戚に送る『荷物』の件をめぐる母も気になりましたし、結局、私が姉が来る前に行く事に対して「どっちでもいいよ」という姉を待てずに実家に顔を出しました。
すると、案の定、自分の部屋で計算ドリルをしているものの、開口一番私に昨日からの荷造りの話をしてきました。
母によると「夕べから、おじいちゃんが勝手に私の洋服だとか、田舎にやるんだ!って引っ掻き回してるんだよ!」
「あんな古着、田舎にやったって迷惑だよって言っても、なんだっていいんだって聞かないし、誰にやるんだか、わたしは何も教えてくれやしない!まったく、人馬鹿にして!」
と、だんだん、『田舎にあげる』はずが『誰にあげるのか教えてくれない』になってくる母でした。
興奮と混乱をしながら、訴えていました。
以前、担当医から言われたのを思い出し、母の話は黙って聞いてあげることにしたのです。
肯定も否定もせずに…
しばらく、一方的に話終わったころに、「そりゃぁ、一緒にどれをあげればいいか選んで来ようか…原発で避難して来たんで、着の身着のままなんだって。可哀想だよね。洋服じゃなくても、使わないカバンでもいいじゃない?お母さん、いっぱいあるよね?」
と、母を2階に誘うと一緒に選んでくれました。
この時、母が言うには「親戚にお古でも何でもあげるのって、わたしがお金を無駄使いしてるみたいに思われるのが嫌なんだよ。あの嫁は弟の給料をこんなのばっかりに使ってしまったんだよって義姉さんに思われちゃうだろ?」
う~ん、これはわからなくもない気持ちでした。
ま、こんな感じで無事に10時半くらいまで実家で過ごし、後は姉が来るまで、父と母だけにして大丈夫と思い、マンションに戻りました。
しかし、また、姉が来る前に今度は父からの電話で「なんかフラフラするから、今から医者に行きたいって言うんだけど、どうしたらいいかな?」とかかって来ました。
あと少しで、姉が来るし、今日はお昼に担当医の往診もあるので、我慢してもらうように頼みました。
思うに、母は精神的に具合が悪くなっただけなのです。
心臓が痛いという時もそう。
心が不安定になると、身体がおかしくなるみたいです。
これも『認知症』の症状なんでしょうか。
だから、往診の時に、ありのままの母を診ていただくのにもよかったと思ってます。
先生の診断では、血圧、心臓、特に異常がみられないそうで、メンタルな部分の影響から来ているとのことでした。
それでも、水分の充分な補給を言われました。
そして、母の認知症の新薬も始めましょうと…
しかし、その前に母の精神状態があまりよくないため、まずは抗精神薬を月曜日から追加することになったようです。
往診の時間は姉に立ち会ってもらったので、こんな報告を受けたのでした。
ところが、その後、姉から『SOS』の電話があり、再び実家へ。
今度は、父と母と姉でなんだか大喧嘩になってしまったらしい。
姉にも「もう、何でもいいから、リスペリドン飲ませちゃえ!」と言って、母に飲ませました。
薬の力を借りたくない姉の気持ちもわかるけど、母の興奮を抑えるには薬しかないのです。
母を腫れ物をさわるように扱っていればいいのかもしれないけど、いつもいつも沿うわ行かない。
こちらのコンディションだってあるし、父の気持ちだってある。
結局は、認知症の母を薬で押さえ込むしかないのです。
お互いがいいバランスでいられることが理想ではありますが、こればっかりは難しいみたいです。
で、結局、私は2度も実家に行くこととなり、なんらいつもと変わらぬ一日になってしまいました。
夏休みは絶対に、香港に行ってやる!!
今は、これだけを夢見て頑張ろう!
あ~、また明日は私の番です。っていうか、いつも毎日私の番?あははは…
明日は少し寒いみたいです。
気温の変化に気をつけてあげないとね。
明日は笑って過ごせるかな?