こんばんは(深夜)
今日(9/13)
高校時代の同級生(以下かんこ)が
所属する中国のオーケストラ
蘇州民族管弦楽団のコンサートへ
行ってまいりました
素晴らしかった
素晴らし過ぎた
まず1音目でファンになって
7小節目には涙を堪えるなどし、
2時間のコンサート、満喫に喫を重ねて
大変に充実した時間を
過ごさせて頂きました
そして私も音楽家なので
まじめにレビュー…
まず星5億⭐️⭐️⭐️ー
(まじめにやれ)
ヴァイオリン、ビオラは
ひとりもおらず
代わりは全て二胡
しかも高胡、二胡、中胡の3種類
その他は、
チェロ、コントラバス
中国の笛の色々
[曲笛、拍笛、新笛、梆笛]
笙
[高音、中音、低音、重低音(?!)]
琵琶、柳琴、揚琴、
大阮、中阮、三味線、箏、ハープ
打楽器も様々…
中でも堂鼓がとても気になる…
さらにチャルメラも
バラエティ豊か過ぎね…
開演前、この編成を見て
全然想像できないと思ったけど
まじで聴かないと分からないこのサウンド。
ヴァイオリンの代わりに二胡とは…
と思ったけど
たしかに(奏法的に?)、二胡は
ヴァイオリン程は音量が強くないけど
聴くと
「全然、ヴァイオリン要らないじゃん」
「むしろ二胡だけの方が素晴らしい」
ってなった。
Tuttiはヴァイオリンさながらの音色で
単独になると二胡の味わい深い音色で
素晴らし過ぎた。
あとはね〜音楽の方は
パーカッションかなり強めに作ってて
全体のバランスの4割くらいは
軽くいってた。
パーカッションめちゃフューチャー
パーカッションの皆さん
Tuttiの激しいところのストロークが
高いのなんの、フルスロットル
ティンパニは絶対リハで一回
皮破れてるでしょって感じだった。笑
ど迫力過ぎて、もう心臓マッサージ
んでオケ全体pppからfffまで
ダイナミクスのレンジが拡くて、
叙情的な部分は
とにかくソロの二胡、笛が美しい…
1曲目の中胡のソロの男性の方ね、
まじでブラボー。
1曲目でもう
スタンディングオベーションレベルだった。
終わり頃の曲の
笛ソロも同じく。
終演後、ホールの外で奏者を見かけて
拍手を送った…笑
んで
中国の楽器だらけの中
チェロ、コントラバスも
全然浮いてなく、
厚めのピッツィカートがまた良い…
笙の音が重なるところは雅でならんし
チャルメラこれがまた見事な音色…
目覚めるように時々深く響く
大阮も心地よく(寝てないけど)
大胆さと繊細さで
重厚感と透明感の対比が素晴らしく
それぞれ音色に独特の魅力がある
中国の楽器達も一体となって生まれる
音の色彩に大感動
初めて耳にしたサウンドでした。
本当にお見事!
最後にスナップサービス…
本当に素晴らしかった。ありがとう
そしてかんこ、
誕生日おめでとう
しもはらりくと