数週間前のことですっかり忘れてたんですが、筋子のおにぎりをコンビニに買いに来て思い出してしまったのでちょっと聞いてやってください。
『某コンビニにて筋子を巡って戦いの火蓋が降ろされるの巻～』
あの日…
そう、あの日もいつもと一緒だった。
仕事中の酒で中途半端に酔い、財布の中身をのぞく小銭様しか鎮座しておらず、舌打ちして家路に…
かえれないいいいいい
お金ないいいいいいいい
電車ないいいいいい
り「今日って送りのれますか？」
店スタッフ「あ、俺に聞かないで。知らないから。」
ガーン(￣□￣;)!!
他のスタッフに言おうときょどるも店内忙しいんだから空気読めよ状態。
仕方ない
歩いて帰るか
始発まで時間潰すか
ほんのちょっぴりの寂しさと悲しさ
でも、僕はもう大人だからスマートに店をでた。
つか、どうする？
携帯もまだ動いてないしなぁ
１人電車ゴッコでもしながら帰るかなぁととぼとぼ歩いてると
「おっ、りこ太郎～!!」
信号の向こう側から手を振る変なおっ…
じゃなくて知り合いが。
行きつけのBARの常連さんだった。
だいぶお酔いのようでキラッキラのご機嫌なお様子。
（よし、信号が変わったらもうダッシュして背後に回り込んでジャンピングニーしてみよう。）
そんな僕の思惑も知らず、手を振り続ける青年。
信号が
青になった
戦う
守る
逃げる
ジャンピングニー
「でぇやぁぁぁぁぁぁぁ!!天誅～～～っっ!!」
軽やかに
走ってるつもりだった
酔っぱらいは走ったらダメだったんだ…。
普通にこけて笑われた。
残念なこと膝を思いっきし大地にうちつけて悶絶。
ひび入ってる左指で手をついてしまい、さらに地獄を味わう。
足と左指が痛くて痛くて泣くのをこらえてへの字口になっていたら
「ほらほら～。大丈夫？なんかお菓子買ってあげるから元気だしなさい。」
神様にみえました。
後光がさして見えました。
でもお菓子苦手なんでいりません。
お弁当がいいです。
お菓子に…
しとけばよかったんだよね。
まさか、あんなことになるとは……
り「いっやー、まじ助かった。今、全財産六百円くらいしかなくてさー。飢え死にしながら歩いて帰るとこだったんすよ。」
「大変だねぇ。なんか好きなの持ってきなー。」
ご機嫌りこ太郎くんが弁当コーナーを練り歩く。
が、弁当全然ない…。
ふと、顔をあげると
おにぎり百円の文字が！！
「幸せの素とデブの素は一緒～♪唐揚げ唐揚げ筋子筋子～♪」
と、謎の歌を口ずさみながら筋子のおにぎりを三個手に取り、立ち読みしてる青年の元へと行きました。
「おにぎり百円!!筋子が百円!!気分は百万円!!」
自信満々に見せました。
まるで猫が狩りでうちとった獲物のように。
が、顔がくもりだす青年。
「筋子…三つも？せっかくだからちがう味にしなよ。」
「え？なんで？筋子めっさうまいじゃん。筋子三つでいいよ。」
「だから、なんで三つも同じ味にすんの？せっかくだからちがう味にしなよ。」
「喰うのはわしじゃ!!筋子を３つ食べちゃいけない法律なんてないっ。」
「プリン体とりすぎだっつってんだろーぐわっっ!!」
店内に、酔っぱらいの声が響き渡りました。
そう、私達はただの酔っぱらいだったのです。
「いーやーだっっ!!すーじーこっっ!!」
地団駄を踏みながら抗議するも、向こうも地団駄を踏み出す。
「筋子を愛でる会の会長にころされんぞ!!筋子３つ食べたら覇気使えるようになるかもしんないじゃん!!」
「アホかっっ!!筋子３つで覇気使えるようになるなら今すぐ一気に食うわ!!プリン体なめてんじゃねーっっ!!!!!」
別にさ…
筋子…３つ食べたっていいじゃねぇかよ…
結局、勝敗が見えない酔っぱらいの戦いは、筋子２つとお稲荷さん一つで終止符をうちました。
大人な対応だね、りこ太郎くん(泣)
コンビニ袋をぶらさげて
「次は覚えておけよ。ごっそーさん!!」
捨て台詞を吐いて帰宅しました。
おかげでその日は飢えに苦しむことなく眠りにつけました。
青年よ、ありがとうです。
あの時のご恩は忘れません。
それからしばらくしてまたその青年にバッタリBARで会いました。
開口一番に
「…筋子ってうまいんだね。３つもありだね。」
ボソッと言われました。
どうやら、筋子を食べたことがなかった模様ｗ
まぁ、わかればいいんですよ、わかれば。
おかげで当分筋子熱が続きそうです。
筋子をバカにするやつぁ
筋子にやられてしんじ前ーっっ
きっと今日も平和です。
ちゃんちゃん
『某コンビニにて筋子を巡って戦いの火蓋が降ろされるの巻～』
あの日…
そう、あの日もいつもと一緒だった。
仕事中の酒で中途半端に酔い、財布の中身をのぞく小銭様しか鎮座しておらず、舌打ちして家路に…
かえれないいいいいい
お金ないいいいいいいい
電車ないいいいいい
り「今日って送りのれますか？」
店スタッフ「あ、俺に聞かないで。知らないから。」
ガーン(￣□￣;)!!
他のスタッフに言おうときょどるも店内忙しいんだから空気読めよ状態。
仕方ない
歩いて帰るか
始発まで時間潰すか
ほんのちょっぴりの寂しさと悲しさ
でも、僕はもう大人だからスマートに店をでた。
つか、どうする？
携帯もまだ動いてないしなぁ
１人電車ゴッコでもしながら帰るかなぁととぼとぼ歩いてると
「おっ、りこ太郎～!!」
信号の向こう側から手を振る変なおっ…
じゃなくて知り合いが。
行きつけのBARの常連さんだった。
だいぶお酔いのようでキラッキラのご機嫌なお様子。
（よし、信号が変わったらもうダッシュして背後に回り込んでジャンピングニーしてみよう。）
そんな僕の思惑も知らず、手を振り続ける青年。
信号が
青になった
戦う
守る
逃げる
ジャンピングニー
「でぇやぁぁぁぁぁぁぁ!!天誅～～～っっ!!」
軽やかに
走ってるつもりだった
酔っぱらいは走ったらダメだったんだ…。
普通にこけて笑われた。
残念なこと膝を思いっきし大地にうちつけて悶絶。
ひび入ってる左指で手をついてしまい、さらに地獄を味わう。
足と左指が痛くて痛くて泣くのをこらえてへの字口になっていたら
「ほらほら～。大丈夫？なんかお菓子買ってあげるから元気だしなさい。」
神様にみえました。
後光がさして見えました。
でもお菓子苦手なんでいりません。
お弁当がいいです。
お菓子に…
しとけばよかったんだよね。
まさか、あんなことになるとは……
り「いっやー、まじ助かった。今、全財産六百円くらいしかなくてさー。飢え死にしながら歩いて帰るとこだったんすよ。」
「大変だねぇ。なんか好きなの持ってきなー。」
ご機嫌りこ太郎くんが弁当コーナーを練り歩く。
が、弁当全然ない…。
ふと、顔をあげると
おにぎり百円の文字が！！
「幸せの素とデブの素は一緒～♪唐揚げ唐揚げ筋子筋子～♪」
と、謎の歌を口ずさみながら筋子のおにぎりを三個手に取り、立ち読みしてる青年の元へと行きました。
「おにぎり百円!!筋子が百円!!気分は百万円!!」
自信満々に見せました。
まるで猫が狩りでうちとった獲物のように。
が、顔がくもりだす青年。
「筋子…三つも？せっかくだからちがう味にしなよ。」
「え？なんで？筋子めっさうまいじゃん。筋子三つでいいよ。」
「だから、なんで三つも同じ味にすんの？せっかくだからちがう味にしなよ。」
「喰うのはわしじゃ!!筋子を３つ食べちゃいけない法律なんてないっ。」
「プリン体とりすぎだっつってんだろーぐわっっ!!」
店内に、酔っぱらいの声が響き渡りました。
そう、私達はただの酔っぱらいだったのです。
「いーやーだっっ!!すーじーこっっ!!」
地団駄を踏みながら抗議するも、向こうも地団駄を踏み出す。
「筋子を愛でる会の会長にころされんぞ!!筋子３つ食べたら覇気使えるようになるかもしんないじゃん!!」
「アホかっっ!!筋子３つで覇気使えるようになるなら今すぐ一気に食うわ!!プリン体なめてんじゃねーっっ!!!!!」
別にさ…
筋子…３つ食べたっていいじゃねぇかよ…
結局、勝敗が見えない酔っぱらいの戦いは、筋子２つとお稲荷さん一つで終止符をうちました。
大人な対応だね、りこ太郎くん(泣)
コンビニ袋をぶらさげて
「次は覚えておけよ。ごっそーさん!!」
捨て台詞を吐いて帰宅しました。
おかげでその日は飢えに苦しむことなく眠りにつけました。
青年よ、ありがとうです。
あの時のご恩は忘れません。
それからしばらくしてまたその青年にバッタリBARで会いました。
開口一番に
「…筋子ってうまいんだね。３つもありだね。」
ボソッと言われました。
どうやら、筋子を食べたことがなかった模様ｗ
まぁ、わかればいいんですよ、わかれば。
おかげで当分筋子熱が続きそうです。
筋子をバカにするやつぁ
筋子にやられてしんじ前ーっっ
きっと今日も平和です。
ちゃんちゃん