やっぱり私も一緒に行く

友達になった女性のお宅に伺う日

前日まで 当日は留守番していると言っていた娘が

出かける直前に言い出した 

想定内の事だったので

じゃあ 一緒に行こうと言って

いざ 初訪問

自宅から 車で20分程の場所に

ご夫婦の自宅があった

手入れの行き届いた庭の先に

純和風造りの家

そこは

以前 見た事のある映画に出ていた

素敵な家に 似ている

どうぞ上がってと言われ

リビングに通された時

ニャア とかわいい鳴き声

ソファーに ちょこんと座る猫がいた

猫が大好きな娘

すごく嬉しそうな顔をしていて

連れてきて良かったと思った

それから 

色々な話しをして

夕方も近づいてきたので

そろそろお暇します と

帰る支度をして

玄関に向かった

その時

ここで 勉強を教えてくれませんか?

娘からの 思いも寄らない発言

その言葉に

もちろん いいですよ

穏やかな笑顔で

ご主人が言ってくれた

帰りの車中

どうして 勉強をする気になったの? と聞いてみた

私の話しを 否定しないで聞いてくれたから

不登校になった事

勉強を全くしていない事

自分の好きな事

それら全ての話しを

ご主人と奥さまは

にこやかな笑顔で聞いてくれた事が

とても嬉しかったそうだ

出会いは 冬

距離が近づいた 春

動き出した 夏

娘は

現在 毎週1回 1時間

勉強を教えてもらい

先週で

10回目になった

娘から 離れたくて始めたジム通いが

巡り 巡って

娘の 新たな居場所に辿り着いた

奇跡のような

出会い









お読みいただき ありがとうございます。
今回のブログは 娘が10回目の勉強を終えてから
書こうと決めていました。
3年以上 鉛筆も握らず 勉強も全くしていなかった娘が
週一回でも勉強をしている姿を見れるのは
何より嬉しいです泣き笑い