言葉の伝え方
こんにちはrikoです。
今回は
「言葉の伝え方」
みなさんは、その子に合った言葉を選び、その子が理解している言葉で伝えていますか?
とある体づくりの授業中
普段は
Aくんを受け持つことはないのですが、今回だけは受け持つことになりまして
Aくんは、話すことや色々なことに困難を持っていて、目で何かを訴えてくるお子さんです。
授業で輪投げをすることになり、他の生徒はルールも分かり輪投げを楽しんでいます。
私とAくんは、
見ること
じっとしていることができないため、私と身体を動かしたり、輪投げの輪をかりて数を数えたり
貰ったり、渡したり光にあててキラキラするのでそれを楽しんでいました。
Aくんの番になり
他の先生から、
「手を一緒に振ってもらえれば、いつか離します」と言われたので、
円が床に置かれているので、この円の中に一緒に入り、輪を持たせて手をフリフリさせましたが、輪をはなしません。
ありゃ?と思い軽くまた、フリフリしましたがやっぱりはなさない。
あっ、Aくんは、何回か輪投げをしたことはあるようですが、ルールが分かっていないんだと気が付き、
「Aくん輪を離してください」
と伝えましたが、離しません。
なるほど、これも伝わらないなら
これはどうだろ?
「Aくん手をパー✋にして」
言葉と手の動き👋を見せたら、手をパー✋にしてくれました。
1つ輪を持たせては
「Aくん手をパー✋にして」と伝えると、手をパーにすることができ、
輪が棒に入れば「Aくん輪が棒に入った!すごい!上手!」と続けると
2回目
輪を持たせたら棒の上で、
手をパーにして、棒に入れるということをなんとなく理解をしたのか、
自ら、輪を離すことができました✨
Aくんは、✊、✌、🖐の動きは出来ました。
「手」と言う単語もわかっていました。
言葉(単語)と手の動きが繋がったから
「🖐をパーにして」が出来たんですね。
もし
Aくんが「輪」・「はなす」・「投げる」の単語を理解していたら、また、違った伝え方ができたと思います。
その子がどの言葉(単語)を理解しているか、
その子がどこまでできるのかを、支援側が、観察して、理解をして、伝えることができたらAくんも、他のお子さんもできることが少しずつ、でも、確実に増えていきますね♡
その子が知っている(理解している)言葉を使い、短い言葉で、視覚支援(見本、絵など)を取り入れながら伝えてみてください♡
次回は
「なぜイスに座れないの?」を考えていきたいと思います(*˘︶˘*).。*♡
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