邦画 ジョゼと虎と魚たち

2003年12月〜上映開始

約116分(U-Next)





芥川賞作家・田辺聖子氏著書、同名短編恋愛小説が原作で、アニメ映画も制作され、韓国映画(明日UPします)も公開されています。


オープニングでラストが分かってしまう映画で、結末の理由は主人公のためでもありジョゼのためでもあるのでは?と思いました。
ごく普通の大学生と脚に障害をもつ少女の物語で、ジョゼの強気なように見えてピュアなところが凄く可愛いかったです。
終盤の旅行は楽しいはずなんだけど、恒夫の心の変化が見えて凄く切なかったし、こらえていた涙を流す恒夫の姿が悲しかったです。



あらすじ


恒夫は、雀荘でアルバイトをしている大学生。
最近、卓上で話題になっているのは近所に出没する婆さんのこと。
その老婆は乳母車を押しているが、乳母車に乗せているものがわからないというのだ。
恒夫はある日、偶然老婆に遭遇し、乳母車に乗っているのが少女であることを知る。
それが、ジョゼとの出逢いだった。
足の不自由なジョゼは外の世界をほとんど知らなかったが、恒夫と出会ったことで様々な経験をする。
恒夫はジョゼのことを愛していたものの、障がいのある人間と向き合う責任、ジョゼを抱えきれない自分への弱さから涙を流す。









キャスト


恒夫(妻夫木聡さん)


大学4年生。麻雀屋でバイトしている。
楽観的で少々大雑把な性格でエッチなことが好き。
優しい人柄だが、女性関係において少々だらしない所がある。
街なかを移動する時は、原付きバイクを愛用。
ある時ジョゼの手料理を食べたことがきっかけで、それ以降も家を訪れるうちにジョゼと親しくなる。



ジョゼ(池脇千鶴さん)


足が不自由だが車椅子は使わない主義。
料理が得意。趣味は、読書と(祖母が押す乳母車に乗った状態の)散歩。
フランソワーズ・サガンの『一年ののち』という本が好き。
普段は家で沢山の本を読んで様々な知識を得る生活をしているが、行動範囲が狭いため海などは実際に見たことがない。
押し入れの下の段がお気に入りの場所。



香苗(上野樹里さん)


恒夫と同じ大学の同期生。
福祉を学んでおり、恒夫からジョゼの生活について相談を受ける。
恒夫に好意を寄せており、就職の相談話を持ちかけて仲良くなろうとする。



幸治(新井浩文さん)


ジョゼを昔から知る人物。
自動車整備士として働く。
ジョゼとは子供の頃に同じ児童福祉施設で暮らす。
ガラが悪くキレやすい性格で言動が荒々しい。
モヒカンヘアが特徴。



ジョゼの祖母(新屋英子さん)


ジョゼと二人暮らしで質素な生活を送る。
散歩好きのジョゼを乳母車に乗せて近所を歩くのが日課。
また、ジョゼが読むための本をゴミ捨て場から拾ってくる。
ジョゼの世話をする一方、世間体を気にしてジョゼのことを「こわれもの」という認識を持っていて、近所では自身は一人暮らしであると装う。



ノリコ(江口徳子さん)


恒夫のセックスフレンド。
若い女性だが、おじさんのような言動をする。
恒夫とはサバサバした関係で、お互い納得したうえで夜を過ごす。



隆司(藤沢大悟さん)


恒夫の弟。恒夫とは、それほど離れていない場所でそれぞれ一人暮らしをしており時々会っている。
恒夫に比べるとマメな性格。
エレキギターなどを扱う楽器屋で働いている。



🎬予告動画🎬

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