国内ドラマ 鈍色の箱の中で
2020年2月〜放送開始
原作は篠原知宏氏による漫画
1話約25分 全6話(FOD)
同じマンション(箱)の中に住む幼なじみ5人の高校生の話です。キスシーンとかラブシーンが出て来てて、結構濃厚です。
ラストでわりとあっさり解決し終わってしまって少し残念でした。
ストーリーに関係無いけど気になったのは、ヴァイオリンの演奏で音と弾き方が全く合っていなかった。
子供の頃少しだけ習った事があるだけに、違和感が、、。
あらすじ
交わされるキスは、全部片想いのキス 舞台は、鈍色(にびいろ)の箱=分譲マンション初恋の想いを抱いたまま高校生になった5人の男女の複雑で危険な関係を切なさとスリルに満ちた展開で描く新世代・偏愛ラブストーリー
各話ストーリー
第1話
100世帯もの家族が暮らす分譲マンション。このマンションに住む桜井美羽(久保田紗友さん)、辻内基秋(萩原利久さん)、真田利津(神尾楓珠さん)、高鳥あおい(岡本夏美さん)、庄司悟(望月歩さん)の5人は、幼少期からいつも一緒に遊んでいた幼なじみだ。
5人は今も同じ高校に通っていて接点は多いものの、その関係性は時を経て変化していき、今ではそれぞれが微妙な距離を感じながら暮らしている。
基秋に一途な思いを抱きながらも、あと一歩が踏み出せずにいる美羽。
そんな美羽の想いに気づかず、あくまで幼なじみとして接する基秋。
表面上は良き友人を演じながらも、美羽への劣等感や嫉妬心からいら立ちを募らせているあおい。
その気持ちを受け止め、あおいと付き合っている悟。そして、そんな4人の関係を「馴れ合い」だと批判し、一人距離を置いている利津…。
5人の思いが交錯する中、美羽が、学校一のモテ男として女子人気を集めているバスケ部の先輩(宇佐卓真さん)から大胆な告白を受ける!
あおいは、美羽の基秋への気持ちを知りながらも、嫉妬心からあえて美羽の背中を押すが、基秋への気持ちを捨てきれない美羽は、戸惑いを隠せない。
いっぽう、基秋は、美羽の思いに気づかず、新しい恋を応援するような言葉を口にしてしまい…。
そんな中、基秋が幼少時に憧れを抱いていたバイオリンの上手なお姉さん、河野綾芽(筧美和子さん)がマンションに引っ越してくる。
綾芽は10年ほど前、結婚を機にマンションを出ていったのだが、何か事情があるようで…!?
第2話
美羽の求めに応じる形で、毎日のようにキスを重ねている基秋だったが、美羽が本気で自分を好きなことにさえ気づいていなかった。
そのいびつな状況をみかねた悟に促された基秋は、けじめをつけるため美羽に交際を申し込み、2人は正式に付き合い始めることに。
デートを重ね、幸せな時間を過ごす2人だったが、“鈍色の箱の呪い”が解けたわけではなかった。
美羽と基秋の噂話をするあおいと悟の前に現れた利津は突然、思わぬ行動に! 動揺を隠せないあおいと悟に、「せいぜい仲良しごっこを楽しめば」と不敵な言葉を残す利津。
さらに、ある策略を胸に秘めた利津は、基秋にアヤメの花を渡す…。
そんな中、利津との関係を修復しようと考えた悟が、「5人で流星群を見よう!」と提案。
一人幼馴染との距離を取っている利津は、4人が待つ屋上に現れるのか?
いっぽう、美羽は、基秋との“キスのその先”を意識し始めていて…!?
第3話
美羽と基秋が一線を越えたことを、盗聴によって知った利津は、いら立ちを隠せずにいた。
そのはけ口を求めた利津は、基秋に「集会室に行けば、本当に欲しいものが手に入る」という意味深な言葉を告げる。
気になった基秋が、集会室に立ち寄ると、そこにはマンションに戻ってきていた“バイオリンのお姉さん”河野綾芽がいた。
彼女の姿を目にした瞬間、基秋の脳裏には、一方的に綾芽に向けていた幼い頃の初恋の思い出がフラッシュバックして…。
そして、利津の企みはさらに加速する。
公園で美羽と2人きりになった利津は、電話で基秋を挑発。
美羽に対しても、「アイツはお前なんて眼中にない」と残酷な言葉をぶつける。
不穏な空気を感じて、そこに駆けつけてきた基秋は、なんと、美羽に別れを告げてしまう。
いっぽう、綾芽の出現が自身の恋の障害になると感じたあおいは、美羽を連れて綾芽の部屋へ。
あおいは、戸惑うばかりの美羽そっちのけで、基秋にちょっかいを出さないよう一方的に釘を刺す。
綾芽は、その忠告を、受け入れたように見えるが…!?
第4話
基秋と綾芽が抱き合う姿を、企み通り美羽に目撃させた利津。
さらに、動揺が隠せない美羽に突然キスし、ずっと好きだったという気持ちを伝える。
いっぽう、基秋が綾芽と抱き合っていたのには理由があった。
初恋との決別という気持ちで臨んだ基秋に対して、綾芽には穏やかならざる思惑があって…!?
強引な行動で美羽に思いを伝えたものの、複雑な感情にさいなまれる利津。
その姿を偶然見掛けたあおいは、「ほっとけない」と言って利津の部屋までついていく。
同じころ、美羽と連絡が取れないことに気づいた基秋は、不吉な予感にかられ、悟とともに行方を捜し始める。そのとき、様々なショックから雨の中をさまよっていた美羽は、ひとけのない公園で3人組の男に絡まれていた。
さらに、あおいの体には、ある異変が起きていて…!?
第5話
マンションのエントランスで突然倒れたあおいは、そのまま救急車で病院に運ばれ、妊娠していたことが発覚。
悟は、原因を作ったと思われる利津を追求するが、利津は「終わった話だ」と言って、そっけなくその場を立ち去ってしまった。
あおいを傷つけられた悟だが、なぜか「あいつを責める資格なんてない」と肩を落とす。そんな悟に、基秋は黙って寄り添うことしかできなかった。
いっぽう、目を覚ましたあおいは、美羽に「利津のことが好きだ」といいながら、何も気づかなかった美羽を責め、突き放す。
マンションに戻った美羽と基秋の前に、綾芽が現れる。
「彼氏を借りる」と言って、集会場に基秋を連れ込むが…。
最終回
姿が見えなくなっていた利津を屋上で見つけた美羽は、思い詰めて自暴自棄になった彼にキスをする。
屋上に駆けつけてきた基秋は、その瞬間を目撃してしまう。
その頃、悟は、ある事実をあおいから追及される。
いっぽう、美羽と利津のキスに動揺を隠せない基秋は、綾芽に呼び止められ…土曜日に集会室で「抱いてほしい」と懇願される。
綾芽は、基秋を含め、美羽、利津、あおい、悟の5人のキス写真を盗撮しており、流出させると脅迫をしてきたのだ。
そんな中、美羽の発案で季節外れの花火をすることになった5人。
それぞれが自分をさらけ出すことで、深い絆を取り戻していく。
しかし、思い悩む基秋は、綾芽との約束の土曜が近づき、重大な決断を下す。
さらに、美羽にも胸に秘めた決意があって…!?
キャスト
桜井美羽(久保田紗友さん)
406号室に住む高校2年生。
順風満帆に育ち、どんなことにも一生懸命に取り組む性格。幼少時、同じマンションに引っ越してきた基秋が寂しそうにしているのが気になり、寄り添っているうちに幼なじみへの親近感は、いつしか恋心へと変わっていった。基秋からは家族のようにしか思われていないと感じていて、かなわぬ恋にひそかに思い悩んでいる。
辻内基秋(萩原利久さん)
405号室に住む高校2年生。
美羽と兄妹のように接する幼なじみ。幼少時に母親を亡くし、失意に陥っていたが、美羽と過ごすことで、寂しさが紛れていった。同じマンションに昔住んでいたバイオリンを弾くお姉さん、河野綾芽のことが忘れられずにいる。一方、美羽の恋心には全く気づいていない。高校では美術部に所属していて風景画を描くのが得意。
真田利津(神尾楓珠さん)
106号室に住む高校2年生。
幼なじみ4人とは距離を置いている。幼少時、ある事情から女装をさせられていたが、明るく接してくれた美羽に恋心を抱くようになった。美羽への想いが募る一方で、美羽が基秋のことを好きだと気づいているため、やり場のない自分の気持ちにイライラし、幼なじみの馴れ合いの関係をうっとうしく感じている。
高鳥あおい(岡本夏美さん)
315号室に住む高校2年生。
美人で無条件に周囲から愛されている美羽に対して幼少時から劣等感や嫉妬心を抱いている。そのコンプレックスを克服しようと努力を重ね、今ではクラスの人気者に。幼なじみの悟と付き合っているが、なぜか利津のことを常に気にかけている。
庄司悟(望月歩さん)
201号室に住む高校2年生。
誰とでもすぐ仲良くなれるフランクな性格のムードメーカー。人のことを気遣うあまり、自分のことは後回しにしてしまう部分もある。高1のころからあおいと付き合っている。高校ではバスケットボール部に所属している。
河野綾芽(筧美和子さん)
502号室に住むバイオリンを弾くお姉さん。
綾芽は基秋の初恋相手で、以前同じ分譲マンションに住んでいた頃は、基秋のことを「タンポポくん」と呼びかわいがっていた。小学生の頃から本格的にバイオリニストを目指していたが叶わず、今は趣味としてバイオリンを弾き続けている。そんな綾芽には、音大生時代に大切だった人を亡くしている過去が。その人を忘れようとほかの年上男性と結婚して分譲マンションを出るものの、事情あって、かつて住んでいた分譲マンションへ戻り基秋と再会することに……。
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