邦画 ひるなかの流星

2017年3月公開

原作は2011年から「マーガレット」にて連載されたやまもり三香先生の少女漫画

予告動画のリンクを1番下に貼ってあります。
宜しかったらどうぞ〜

永野芽郁さん演じるすずめと、三浦翔平さん演じる高校担任の獅子尾と同級生役の白濱亜嵐さんの三角関係。
永野芽郁さんが素朴で、すごく可愛いです。
こんな女の子なら、みんなに好かれるだろうなーなんて思いました。


三浦翔平さん、カッコいいですよねー。
カノジョは嘘を愛しすぎているや、好きな人がいることや出演されている映像を見るたびに「イケメンだなぁー」と、、思って見てました。

奥さんも綺麗だし、お子さん(男の子)がいらっしゃるそうですが、美男美女のお子さんってどーなんでしょうか?やっぱりイケメンなのかな?



ストーリー


両親の海外転勤を機にたったひとりで、東京の諭吉伯父さん(佐藤隆太さん)の家に引っ越すことになったすずめ(永野芽郁さん)。初めての大都会に翻弄され、諭吉伯父さんの営むカフェまでたどり着く前に、一休みした公園で倒れてしまう。そこを助けてくれたのは、諭吉伯父さんの大学の後輩である獅子尾(三浦翔平さん)。
「軽い男」という第一印象の獅子尾は、なんと転校先の高校の担任教師だった…!慣れない新生活に加え、隣の席の馬村(白濱亜嵐さん)は素っ気なく、不安なスタートとなったすずめだが…。

照れてしまいそうなほどドキドキ連続の学園ラブストーリーを、ベタになりすぎない展開で見せる新城毅彦ワールド。俳優の再現力にも注目の一作。

1.「初恋」を知る



すずめが上京して初めて出会った運命的な男性、獅子尾。それも担任教師という奇跡的な再会の仕方から物語は始まる。
唯一、馬村と話せる女子ということでゆゆか(山本舞香)に嫉妬されたすずめは、野外授業の最中に嘘をつかれ山で遭難しかけてしまう。そんな危機を支えたのは馬村でしたが、助けに来たのは獅子尾。救護室では、目を覚ましたすずめのために蛍を部屋に離すというサプライズを仕掛ける。初めての出会いから少しずつ変わっていく獅子尾の印象。

獅子尾への気持ちが何かわからずにいる、「初恋」をまだ経験していないすずめに対して、仲良くなったゆゆかはアドバイスをする。

「好きに答えも理由もいらないの、恋は理屈じゃない」

そんな意識のないすずめに対して、ゆゆかはヘアメイクを施す。初めてのメイク姿を獅子尾に見られそうになり、思わずカーテンの陰に隠れるすずめ。いたずらな表情でカーテンをめくった獅子尾は、垢ぬけたすずめの姿に思わず見惚れてしまう。そしてすずめも同じく、不意打ちな獅子尾の表情に恋に落ちたていくのだった。

翌日、叔父の諭吉に頼まれ買い出しに行くすずめを手伝ってくれた獅子尾。獅子尾は商店街のくじ引きで熱心に水族館を狙ったり、無邪気に石段を歩くすずめの姿を見守る。危ないからと、手を取ってくれた獅子尾の行動や一つ一つの発言に胸の高鳴りが止まらないすずめは、完全に「初恋」に溺れていくのだった。

2. 馬村の変化



小さな時に母が家を出てしまい、男だらけの家庭で育った馬村は女子に触られるだけで赤面してしまう。そんな馬村に真っすぐに「友達になってください」と向かい合ったすずめは、唯一学校で話せる存在になるのだった。

初恋に浮かれるすずめを見かけた馬村はなんとも言えない感情から、思わずすずめのほっぺにキスをしてしまう。何も言わずに立ち去る馬村の気持ちがわからないままのすずめ。ゆゆかと過ごしていてもどこか上の空。そんなすずめを見兼ねたゆゆかは告白するように背中を押すことに。

来たるクリスマス。獅子尾へのプレゼントを用意しつつも会えずに悶々としているすずめを横目にそっけなくする馬村。一人別れたすずめの後を追って、元気付けるためにイルミネーションを見せに連れ出す。そこで「あいつ」と約束してたんじゃないの?とカマをかける。素直なすずめはすぐに獅子尾の話をしてしまった。そしてクリスマスはすずめの誕生日であることも初めて知る。
すずめの本心を聞いてしまった馬村は自分の気持ちを抑え込むことにしたのだった。

3. 獅子尾との関係



すずめの恋路は、ここからスピード感を増して展開していく。

クリスマスでありすずめの誕生日、獅子尾は一度仕事ですずめの誘いを断るが、やはり会うことに決める。諭吉の店で落ち合った2人。
すずめは用意していたプレゼントを渡し、獅子尾もすずめが行きたがっていた水族館のチケットを用意していたのだった。そして翌日に初めてのデートの約束をする。

しかし、2人は「教師」と「生徒」。すずめと獅子尾が並んで歩く姿を見かけた諭吉は、獅子尾を呼び出して倫理的に諭す。さらに翌朝、獅子尾を待ち構えていた馬村は、すずめを軽くたぶらかすな、と虚勢を張る。大人な対応を強いられた獅子尾は「遊び」であることを匂わせる。
その日の放課後、水族館に行く前に決死の思いで告白したすずめに対して、獅子尾から「ありがとう」という煮え切らない返事と約束のキャンセルを申しだされてしまう。獅子尾は「好きじゃなかった」と伝え、これ以上関係を深めないようにすずめの気持ちをさえぎるのだった。

初めての失恋でどうしていいかわからないすずめは、馬村に思いのたけをぶつける。そして馬村はすずめをそっと抱きしめ、顔を少し赤らめながら言う。

「俺のこと好きになればいいのに」

加速してしまった馬村の気持ちと裏腹に、追いつかないすずめの感情。さらに、一部始終を見てしまったゆゆか。親友が馬村を好きだと知っていながら、裏切るようなことになってしまい、すずめは初恋だけではなく友情まで失ってしまったと勘違いしてしまう。

4. 3人の気持ちの方向



落胆したすずめは、年末に実家へ戻り新学期が始まっても引きこもってしまう。全く連絡のつかないすずめを見兼ねた馬村とゆゆかは、すずめの実家を訪れる。ようやく腹を割って話し合えたすずめとゆゆか。そして素直に気持ちを伝えた馬村。困難を乗り越え、絆が深まっていく。

新年度を迎え、獅子尾は担任ではなくなった。
そして馬村は新入生の間で「王子」と呼ばれ絶大な人気を博していた。登下校だけではなく、教室までついて回られる状況を打破するために、「ニセカノ」作戦を計画したゆゆか達。なんとすずめが彼女役をすることになり、1週間手をつないで帰ると作戦は見事成功!
そのお礼に、馬村はすずめが好きな水族館のチケットを用意していた。

2人は初めてデートすることに。無邪気なすずめの姿を見て、改めて告白する馬村。獅子尾への未練は捨てきれていないすずめは悩んでしまうが、ついに決心をした。

馬村の元へ走って向かうすずめ。そして伝える。

「馬村は馬村だから、全力で馬村の方を向く努力をする。だから私と付き合ってください」

もちろん馬村の答えはYES。今まで以上に大切にすると誓い、ようやく2人は恋人同士となる。

後日、馬村は体育祭のクラス対抗リレーの選手に選ばれる。馬村を応援するため、不器用ながらに鉢巻きに刺繍を施すすずめ。体育祭用の道具を管理する獅子尾は放課後まで頑張るすずめを見守りに来た。久しぶりに2人っきりで過ごす時間は、獅子尾の気持ちを揺さぶり、思わずすずめを抱きしめてしまう。動揺を隠し切れないすずめは走り去ってしまう。

体育祭本番。なんと獅子尾が急遽、代理でリレーを走ることに。それも馬村と同じアンカーだった。どちらを応援すべきなのか内心決められないすずめ。接戦の末、僅差で馬村が勝利。チームを優勝へと導くことになった。

5. 揺らいだ気持ちの結論は



リレー以降、なんだかギスギスしてしまっているすずめと馬村。状況を打破しようとしたすずめの誘いで、一緒に合宿講習に参加することに。
時間を見つけて、馬村の本心を探ろうとするすずめ。実は馬村は、すずめの獅子尾への未練が気にかかって仕方なかった。そんな中、同級生の提案で諭吉のお店を貸切って打ち上げをすることに。早速、諭吉に電話したすずめに、獅子尾が事故にあったという悲報が届く。そわそわするすずめの様子を見て、馬村は獅子尾に会いに行くように背中を押す。

馬村の気遣いを無駄にしないため、走り出すすずめ。ぽつんと取り残された馬村の元へゆゆかがやってきた。馬村は獅子尾の元へ送り出ししまった後悔と、誰かの代わりでもすずめのそばに居たかったという胸の内を吐き出すのだった。

一方で、病院に着いたすずめ。病室を聞こうと受付へ急ぐと、「ちゅんちゅん?」と獅子尾が声をかけた。事故と言ってもかすり傷程度のもので済んでいた。実は、諭吉に正直な気持ちを告げに行った獅子尾は帰りに自転車とぶつかってしまい、病院へ運ばれたのだった。
心配して駆け付けたすずめに、これまでの気持ちを伝える獅子尾。しかし、この時すでにすずめの気持ちは固まっていた。獅子尾のことは好き「だった」と。獅子尾への気持ちは憧れではなく、「初恋」であったことも真摯に伝えたすずめは晴れ晴れとした気持ちで馬村の元へと急ぐ。

一人たたずむ馬村を見つけ、名前を叫ぶすずめは勢い余って馬村を押し倒してしまう。
馬乗りのまま、すずめはありったけの気持ちを伝えた。馬村は予想外の展開に驚きながらも、すずめの気持ちをしっかりと受け止め、下からキスをする。思いもよらないファーストキスのタイミングに戸惑うすずめだが、馬村を好きだと実感するのだった。
陰ながら、幸せそうな2人の姿を見かけたゆゆかは「むかつく」と言いながらも、親友の幸せを祝福するのだった。

ようやく素直になってすずめと向かい合った獅子尾も、清々しい表情で諭吉にフラれたことを報告していた。

すずめは小さいころに見た真昼の流星を思い出す。それは偶然ではなく、見えなくとも常に星は存在している。自分にとって<ひるなかの星>は馬村なんだと幸せを噛みしめたのだった。


キャスト


与謝野すずめ(永野芽郁さん)


獅子尾五月(三浦翔平さん)


馬村大輝(白濱亜嵐さん)


猫田ゆゆか(山本舞香さん)



音譜音譜OST音譜音譜


🎬予告動画🎬