昨年の12月28日に手術をしたので、術後1年経ちました。早いなあ
不安だらけの中入院。
手術が入ったせいで大学の時の同級生や先輩達との忘年会に出れなくなって、悲しかったなあ。手術は15時頃って言われてたけど、13時頃に先生が入ってきて
「ゆきうさちゃん!手術早まったから今からね!」
(心の準備が…)
両親もちょうど到着した頃に施術時間の変更だったので、きっと両親も同じ気持ちだったでしょう。笑
施術室に移動した時はあまり緊張してないと思ってたけど、どうやら見た目は緊張してたみたいで、先生達がたくさん話しかけてくれました。
「好きなアーティストいる?音楽かけるよ」
「え!…う〜ん」
どうやら緊張していたみたいで、何も思い浮かびませんでした。笑
そしたら先生が3代目はと3代目J Soul Brothersかけてくれたみたいだけど、ちょうど麻酔を入れ始めて意識朦朧…
「麻酔入れるとふわふわして気持ちいいってみんな言うよ」
「食べ物を食べようとして食べれない夢を見る人が多いよ~」
そんな話を先生達から聞いていたけど、麻酔入れると頭がだんだん石のように重くなってきて、
キーーーーーーーーーーーーーン
と耳鳴りがどんどん大きくなって、先生の声が聞こえないくらいうるさくなって、気付いたら手術終わっていました
「ゆきうささーん!手術終わりましたよー!」
「…………苦しいです」
それが私が手術後初めて発した言葉でした。笑
きつく胸部を締め付けて固定されていたのと、手術中に人工呼吸器を付けていたせいか、呼吸が上手くできずにすごく苦しかったのです。酸素マスクも付いてて喉はカピカピ。
自分の部屋に移動した後も、麻酔のせいか意識の朦朧はなかなか治らなかったけど、寝たり起きたりを繰り返して、気付いたら22時。その頃にははっきり目も覚めていて、看護師さんが
「少し歩いてみようか!トイレまで歩けたら、おしっこの管取りましょう!」
この下半身の気持ち悪さから解放される!と意気揚々とトイレまで(部屋にあるので数メートル)歩き始めようとしましたが、すんごく体が重い!でもなんとかトイレまで歩いて、無事に取ってもらいました。笑
そこからの体力回復は目まぐるしく、結果的に入院は3泊4日だったかな
年始は無事に家で迎えることができました。
手術のあとは、抗がん剤、放射線、ホルモン…としてきて、その間にもいろんな副作用があって、いろいろ悩んだりもしたけど、無事に乗り越えることができました。
なので私の今年の漢字は
越
です!
神様は乗り越えられる試練しか与えない、という記事を以前書きましたが、とりあえず
一山乗り越えてやったぜ
という気持ちです。笑
これからも乳癌のせいで悩むことはたくさんあると思うけど、この1年乗り越えられたからきっと乗り越えられるはず。乗り越えてやる
それでは皆様、
良いお年をお迎えください