離婚うつからの立ち直りカウンセラー原 つよしです。
「家を出たときに、子どもの手をぎゅっと握って泣きながら歩きました」
「子どもの前では明るく、笑顔で振る舞うけど、子どもが寝てからひとり声を出して泣いていました」
「出勤途中に、まだ2歳の子を保育園に預けたあと、駅まで涙が止まりませんでした」
「兄弟を離ればなれにしてしまい、置いてきた子に心の中で謝り続けています」
「私が泣いていたら、3歳の娘が『ママー』ってティッシュで涙を拭いてくれました」
たくさんの声を聴いてきました。
離婚で、子どもと離れて暮らす側も辛いですが、子どもと一緒に暮らす側も、辛い思いをしながら不安を抱えています。
そして、もちろん、子どもも辛い思いをしています。
「自分を否定する気持ち」
「ダメな親だと自分を責めてしまう気持ち」
「子どもに申し訳ないと思う気持ち・・・」
そういう気持ちを消すことはできないかもしれません。
でも、それでも、だからこそ、抱えながらでも、これからの人生を大事にしなければなりません。
離婚を不幸にするか、新たな人生の始まりとするかは、自分次第です。
離婚までの経緯の中で、夫婦関係修復にものすごく頑張ってきたこと、そして離婚後も不安の中で、子どもと一緒に頑張り続けていることは、私もカウンセリングをして理解をしています。
だから、少し休んで、まずは心を癒やし、エネルギーを蓄えましょう。
ダメな親かもしれませんが、「ダメな人生」にしないことはできます。
5年後、10年後には、「幸せを感じている人生」のために、今度は希望に向かっての「頑張る力」を蓄えましょう。