「離婚うつ」から立ち直りカウンセラーの原 つよしです。
先日、ある勉強会で隣に座った年配の男性とお昼休みに雑談をしていた時に「息子がうつで『死にたい』とかって言うんですよ」と私に話してくれました。
私「なんかあったんですか~?」
男性「いや、精神的に弱いだけなんですよ~」
私は、その言葉を聞いて正直「カチン」ときました。
「いやいや、精神的に弱いとか強いとか、そういうことじゃないからー」と言い返そうと思いましたが、まだ、会ったばかりの人だし、まあ事情もわからないのでとりあえずは、穏やかに「息子さんも、よほど辛いことを今抱えているんじゃないですか~」と返しました。
それから、色々と話していくうちにお父さんも息子さんのことで心配や不安なようで、お父さんも親として、悩み苦しみを抱えていることはわかりました。
でも、どうしても「死にたい」という気持ちは理解できないようで「息子は甘いんですよ~」と言っていました。
私はこのお父さんの気持ちもわかります。
私も離婚する前までは、「死にたい」という人に対して嫌悪感をもっていました。
なぜならば、兄と妹をがんで亡くしているからです。
生きたくても生きられなかったからです。
しかし、私は離婚し子どもとも会えない日々、借金取に追われる日々。
初めて「死にたい」という気持ちになりました。
当時は、私も周囲の人から「精神的に弱い」「考えが甘い」など言われました。
隣に座ったお父さんには「お父さんの気持ちもわかるけど、「うつ病」や「死にたい」という気持ちもわかって欲しい」と、私の体験等も話し、伝えたのですが・・・首をかしげてましたね。
うつ病は、健康な人からは理解できないかもしれません。
どれだけ本人が辛いのかは、健康な人には理解できないのかもしれません。
心の中はみえないから、一見健康そうにみえるだけに理解しにくいかもしれません。
当事者は、理解してもらえないことで、余計辛い想いをしてしまいます。
特に一番身近な家族からも理解してもらえないことは本当に辛いと思います。
「離婚」「うつ病」「希死念慮」「依存症」等、知識だけでは理解しきれないかもしれません。
私は、経験して初めて「辛さ」を知りました。
だから、カウンセラーになろうと思ったし、寄り添えるカウンセラーでありたいと思っています。
