人間、暇になるとやはり周辺住民でだらーーーっと集いたくなるらしい。


アジアだけでなく、メキシコでもそうだったけれど、

家の軒先で、日がなボーーーーっとして、タバコとか吸って、のんべんだらりとしているおっさん。


ありゃ一体どうやって飯食ってるんだろうか・・・。

年金をもらっているとは思えないし、ワイロなどの収入で生きている人種とは全く思えない。


ある知り合いが書いた本で、こーゆーおっさんたちを基本モデルにするべきでは、ということが書いてあった。

曰く


「日本人は、サラリーマンになって、結婚して、マイホーム、子どもにめぐまれ、なんてのが貧乏人じゃない

ステータスだと勘違いしている。しかし、金持ちとは、自分が何もしなくてもカネが入ってくる人たちのことであって、それ以外は全員貧乏人なのだ」


とのことで、そりゃそうだ。ちょっと体調を崩して働けなくなったり、リストラに

あった瞬間、数か月ですべてが転落する。そりゃ貧乏人だわな。というわけで貧乏人は貧乏人らしく、楽しくやりましょう、そのために必要なのは、フツーの街のコミュニティですよーと、地域内でのゆるーいつながりの楽しさと重要性を説く本でなかなか良かった(なかなか良かった、というのは、すごーくゆるーい本だから)。


まあそうしたゆるい井戸端会議は楽しいから、どこでもできる空間が、都心にもできてほしいものだ。

こちらのガキは、カネが無いから、暇つぶしにどんなことでもするし、どんな遊びも面白いみたい。

我が息子を連れて行ったら大変なことになるだろうなあ。


子どもとアジアを巡る、その日が楽しみだ。いや応なく成長すると思う。

世界にたたき出された時の、ぽつんとした感覚と、同時につながっている感覚を学んでほしいと思う。


そのときまで、アジア往復ぐらいのお金は出せますように。不安だなあ。