いやー笑った笑った。



哲学者の土屋賢二.は「我笑う、ゆえに我あり」と書いたが、本でこれだけ笑ったのも久しぶりだなー。







「味写入門」。http://www.1101.com/ajisha/



これ、ウェブだったんですが、本になりましてね。



http://www.amazon.co.jp/%E5%91%B3%E5%86%99%E5%85%A5%E9%96%80-%E3%81%82%E3%81%98%E3%81%97%E3%82%83%E3%81%AB%E3%82%85%E3%81%86%E3%82%82%E3%82%93-%E5%A4%A9%E4%B9%85-%E8%81%96%E4%B8%80/dp/4757217706










いやーもう笑ったのなんの。



本の帯の糸井重里のキャッチコピーは「プロには無理」。



うん、絶対無理だ(笑)。







というわけで、とりあえず皆さん、これは買いですよ。「BOW」を現代風にまとめあげた感じ。すごいセンスだな~~。



それと、前から読みたかった漫画家の益田ミリ


を読んだのなんの。具体的には







「すーちゃん






けっこんしなくていいですか。すーちゃんの明日






どうしても嫌いな人 すーちゃんの決心






ほしいものはなんですか?










4冊まとめ買いして読んじゃいました。



ご存知ない方のために書いておきますと、



30代独身、自分探し中だけど、なにごとも続かない自分も嫌いじゃない。そんな女性の細やかな気持ちを4コマ漫画にした(といってもストーリー漫画)作品なんだけどね。



とにかく「優しい」本なのよ。どれも面白かったけれど、自分の重ね合わしたのか「どうしても嫌いな人」が面白かった。名台詞がございましたよ。



「逃げ場がないなら」



「その部屋にいてはダメなんだ」



ですって。







「どうしても嫌いなひと」を出したのも、いい出版社だ。ミシマ社。志を感じますよねー。



http://www.mishimasha.com/










そういえば理論社がつぶれたそうな。



http://mainichi.jp/enta/art/news/20101007k0000m040110000c.html





よりみちパンセシリーズのみうらじゅんの



正しい保険体育


」。これ、腹筋切れるぐらい笑ったんだけど。今のうちに買っとき。



















いつも行く床屋に行ったら、いつも切ってもらうお姉さんに


中学からの友人の名前を出してきて「知ってる?」と聞いてきた。





知ってるもなにも、腐れ縁だ。





ああーそういえば、その昔(5年前ぐらい)、ヘンな床屋に行ってるとか行ってないとか言ってたっけ。


彼は2年前、結構その床屋からはるか遠いところ(電車で40分はかかるな)に引っ越ししてしまったにもかかわらず、


一ヶ月に一度、必ず来ているそうな。僕も一ヶ月に一度、ほぼ必ず来ているので、ニアミスが続いたわけだ。





じゃあ、久しぶりかと言えば、全然そんなことはない。僕のライブに必ず来てくれる唯一の奇特な人だ。





また、なにせ中学一年からずーーーーっと一緒だった。彼はなぜかそれこそ某最高学府に行って(すごいな)、


そこからフリーターになり(アホだな)、まあ楽しい人生なんだが、そんなことはいいや。





とにかくなにが言いたいかというと、人間、ある程度振り切った友情関係=腐れ縁になると、お互いがどこの床屋に通い続けているか、という割とオイシイ共通話題になるような情報すら、共有しなくなるということだ。





なんだろうねえ。ある壁超えると、別に近況知らなくてもいいんだよね。ま、死んでなければ、という感じですねえ。


とかなんとか書いてたら、一杯呑みたくなって来たな。今度は床屋で集合してから呑みに行こう。こないだは何を話していたかと言えば、「ラピュタ」の滅びの言葉についてだったっけな・・・。く、くだらん。時間の無駄でしかない、こいつと会っても(笑)。