4年前、二人が白い服を着て並んだ写真。
ふわふわのドレスに、パリと決まったタキシード。

今はその写真のそばに白紙の離婚届。
静かに押し入れにしまった。
願わくば、出来るだけ遅く…遅くに再びあの写真をみたい。
2つ並んだ布団。
その一つは私の布団だ。いつものように電気を消して布団に入るが、自然に涙が溢れてくる。
暗闇が怖いわけではないんだ。
ただ、孤独が迫っているのが怖いのは事実だ。

夫もそれに気がついたのか、「一緒に寝よう」と言ってくれた。

ごめんね。今は流れる涙を止める術がわからない。

とても嬉しいが、貴方のその優しさが涙を作ってしまうんだ。

涙が涸れるその日まで、もうしばらく待ってくれないだろうか。

涙が涸れた時に貴方の優しさを下さい。

二人が離婚を切り出したのはメールであった。

そのメールを貰ったのが6月28日だ。


その時夫は外出中だったから、メールでのやりとりであった。


外出から帰ってきて、話し合った時間は一時間もない。

お互いの今後。借りている部屋をどうするか。離婚届をだした後はどうするか等。


深い理由は聞かなかった。

ただ私の胸のうちは判って欲しかった。


「自分は子育てする自身がない、いつまでも私と一緒にいたら家庭は作れない・・・だから離婚しよう。」


でも今は子どもに関して産みたくないと言った事を後悔している。

愛している証が残せないのが、とても残念で仕方ない。


あれほど出産や育児に関して不安であったのに、今になって子どもの一人くらい産めばよかった。

夫の為に子どもを作る努力をすればよかったと後悔ばかりが出てきている。


私はとても馬鹿な女だと純粋に思う。そして自分勝手でガキだ。


離婚をしたとしても私が変らなきゃ、きっと現状は変らないのもわかっている。

だから私は努力しようと思う。


離婚が決まってから後悔ばかりしか出てこない。

流れるものも涙しか出てこない。


本当にごめんなさい夫。

今更私は貴方を愛していた事を思い出しました。