久々に長男爆発。


1週間前くらいから、仕事が立て込んだらと私のキャパが溢れ出して、彼に理不尽に当たってしまうことが続いた。


うっすらと、でも、確実に彼の中に積もっていったんだとおもう。


その中でもいつも健気に私を支えてくれた。

イヤイヤの弟が食事中に投げるスプーンを何度も何度も僕が拾う!と言って、しかも優しく、何度も根気強く声かけまでしてくれている。


今日は寝る前に弟に髪を引っ張られるのに耐え、その後に私にパンを食べたいと甘えたのをいなされ、おまけに寝転がってじゃれていたところを立ち上がった私がうっかり髪の毛を踏んづけてしまって、


そこで爆発。

キレた。


長男は狂ったようにキレた。


怖い目をして、顔を何度も叩いてきた、ひっかいてきた。


ドンの突き飛ばして突き飛ばして、乗り掛かって、飛び乗られて。


また爪で顔を引っ掻かれて、グーで腕や背中を思いきり叩かれて。


感情を押し殺しながら、怒りに焦点を絞ってただただそうするしかなくて、気持ちをぶつけてくる彼に対して、私は受け身を取ることしかできなかった。


半泣きしながら、逃げながら、抵抗するだけだった。


情けない。

普通のお母さんならどうするのかな?


彼の気持ちが分かりながらも、すぐに抱きしめることもできなかった。


ごめんねって怖々した顔で半泣きしながら伝えら自分が、なんとも恐ろしい。


思考が働かない。



「ごめんねってばっかいってもゆるさないからね!」


となんども言われた。


思考停止しながら同じやりとりを繰り返してた。

頭が真っ白になりかけるなか、現在に残るのに必死だった。


情けない。


「ママと一緒に寝ない!ずっと一人で寝る!」

「ママ宇宙に行ってしねばいいのに」


4歳児にしねと言われる母親がどこにいるだろうか。


(私がママはもう死ぬね、とか、おそらにいくねとか言っていたから覚えてるんだと思う。このこともとても情けない)



情けないって思うのに、子どものために奮い立つこともできない。


どこまで行っても自分のことしか考えてない、ごみのようなじぶん。


ひとりならいい。

自分だけで生きていけばいい。


子どもを産んだのだ。

子どもを育てるのだ。

子供に愛をかけるのだ。



【してもらったことしかできない】


辛い言葉。



今の私は、私の母親と同じ。


子どもに関心が向けられなくて、

どうやって愛したいいかわからなくて、

子どもはずっと満たされなかった。



生まれなきゃよかった。

産まないで欲しかった。


こんな自分だってわかってたら、子どもを持とうと思わなかった。


子供がかわいそうだ。


可哀想というのに、何も変わろうとしない自分の醜さよ。死ぬまで自分本位なんだろう。



私が死んで、元夫と彼の母が子供たちを育てた方が間違いなく愛情いっぱいに成長しできる。


うちの親には一切関わってほしくない。

(散々手伝ってもらっておいてこの仕打ち。私やどこまで行っても冷徹だなって思う)


ごめんね、を繰り返した後に、

すこしだけ取り戻して

「髪の毛踏まれて嫌だったね、痛かったね。他にもたくさん嫌なことあったよね、悲しかったね、我慢させちゃったね」と話したら


張り詰めて目を鬼にしてたのが、くしゃっと、顔がくずれて涙になって

「ママと一緒に遊びたかったー!」と大泣きに。


「ちょっとじゃなくて、やりたかったカード全部一緒にみたかったの」と伝えてくれた。


私が寝る時間があるから、と勝手に3枚なって絞っちゃったやつ。

全部一緒にやりたかった。


伝えてくれてた。


「僕の好きなことや好きなものを、ママと一緒にやりたいの」って気持ちを聴かせてくれた。


当たり前なのに、彼とそういうこと、ほとんど何もしてあげてなかった。


無関心で無頓着で頭ん中お花畑で


でも、知らないんだ、私。



やってもらったことないんだ。


母に関心を向けてもらって、一緒に何かで遊んでもらった記憶がない。(父はある)



ゾッとする。


やってもらったことがないことを、やれるのか。


同じ悲しみを味わせてしまうのか。



長男は気持ちを伝えてくれる。

すごい。

まず、自分の気持ちに気づけてることがすごい。

そして、それを言語化できることも。

相手に伝えられることも。



4歳の私はそんなこと到底できなかった。



メソメソと泣く母を前に、気持ちを伝えて、自分で自分の心の鎧を脱いでくれる。


子どもに何をやらせてるのだろう。


恥ずかしいけど、いつも彼が主導だ。

彼に導いてもらってる。



私は何なんだろう。


いや、主語が私なのが既に、、、。



子どもと向き合いが甘くて薄っぺらで自分に辟易する。絶望する。


絶望するのに、変わらない自分にまた吐き気がする。


親になる資格なんてない。


なんていって、また逃げてる。



ごめん。


ごめん、なんていう暇あったら、子どもたちのためにできることをしろ!


いつまでも幼い未熟な母親をここに晒します。



(このブログが万一いつか子どもの目に触れることがあったら、、、と思うと書くのを悩んだけど残しておきたい。