明け方眠れなくなってぼんやり考える


幸せってなんだろう


そうか


大事な人に大事にしてもらうこと、だったんだな。


私は幸せだったんだな。


大事な人を大事にできてなかったな。


幸せにしてあげられなかったな。



子どもたちを幸せにしてあげたい。


私が子どもの頃に感じられなかった、

「大事にしてもらってる」っていう気持ちをもってもらいたい。



自分が与えられなかったものを、差し出すのってすごく難しくて、ずっとつまづいてる。


与えられなかった、が思い込みや捉え方のズレっていう考え方も知ってる。


でも、気持ちは感情は感覚はそうなんだもん。



何度もグサグサ傷ついた。

何度も奈落の底に突き落とされて、心が痛くて、呼吸が止まりそうに苦しくて、

緊張が解ける瞬間はなかった。



子供の頃の私は恐ろしいことに、一番大切じゃないものが「ひとの気持ち」だと心から思ってた。



そんな私が幸せを与え続けることができるんだろうか。もらったものに何も返せてない。


与えられてない。


未熟な親。


親になんてなる資格がなかった親。


子どもより子どもな親。



与えられたものにも気づけなかった。

気付くのが遅すぎた。


いつも遅いんだよね。


消えていなくなりたい、と思うのも無責任の極み。