和解の話し合い | カルトな人との結婚・・そして離婚訴訟

和解の話し合い

離婚裁判



今日は二回目の和解の話し合い。

前回は相手も来ていたというのもあり、私は待合室で

待機してそのまま終了だったのですが、今日は相手は

来ていないという事で部屋に呼ばれました。


部屋には裁判官とこちら側の弁護士さんがいて

相手が出してきた和解案を伝えられました。


まず解決金(慰謝料)として100万円。

そこから諸経費で50数万払ってくれと。

親権はいらない。養育費や財産分与は裁判所の

決定に従うとの事。


こちら側が提示していた慰謝料はそんなもんじゃなく

自分の気持ち等を考えると100万なんてバカにするなと

いう気持ちが大きかったのですが、正直予想では

せいぜい30万円とかそんなものだと思ってたし

実際判決でだと100万円位が予想されていたという事で

こちらの弁護士さんも驚いたとの事。

きっと相手の弁護士さんが説得してくれたんだろうと。


そこで自分の気持ちを裁判官に伝えました。

例の「宗教の事を最初から言ってた」という事は嘘との事。


そして今度は相手の弁護士さんが入室してきました。

実は意地悪そうな人かなと思っていたけど、そんな事なくて

この弁護士さんの話を聞いていると・・・

この人も相手(ヤツ)に騙された被害者なんだなと思うと

・・・・・

涙出てしまいました・・・・・。

仕事の為といえど、嘘をつかれて信じないといけないなんて・・。

なんかもう戦意が消えて同情してしまった。

この人も被害者なんだ・・・・。


と、共に説得してくれてありがとうって思った。

こんなの変だけどあんないい人そうな弁護士さんまで

騙す事ないじゃないかよ・・・。

いったい何人騙したら気が済むんだよ。

そう思うと泣けた。


そして相手の弁護士さんに、あの宗教ハウス(サティアンと

内心勝手に名付けた)に行ったのか聞くと行ったという。

私はあの近くさえ通れなくなりましたって言った。

近くを通っただけで涙が自然に出てきて、心臓が苦しく

なってしまうって言った。

その位あの結婚生活は酷く傷ついたし、これからのことを

考えると何もかも失ってしまって、とても辛いと伝えた。


そして肝心の和解について。

条件をいくつか出した。

その中に勿論以前ブログにも書いた保険についても提示した。

保険というのは入籍して少しした頃に、いつのまにか加入

させられていた死亡関係の保険で

私が死んだら相手にお金が入り、

相手が死んだらなぜか相手の母親にお金が入るという

保険屋さんも首をかしげた怪しい保険。


これは調停の時に気持ち悪いから辞めてくれと伝えたけど

何が何でも解約しないと言ってきて、調停委員さんも

「気持ち悪いね」と言った保険。


離婚が成立すれば自動的に無効になるのならまだいい

けど、聞くと無関係らしい。

それはいくらなんでも・・・って思いませんか?


なので、この保険を解約する事も条件に入れた。

せめて私が死んだら受取人は息子ならいいんだけど。

でもそれは嫌らしい。私を死ぬのを期待して

ここまでいたぶって弱らせたのかなと思う。


結局和解案は今回はまとまらず、また来月話し合いが

行われる。


相手の顔を見たりするのは、自分の精神的な面で

かなり不安があるので、そういうのを裁判所の人たちも

ちゃんと配慮してくれているのが有難い。


また和解で決着出来るならちゃんと働ける状態になるまで

母子家庭の福祉に頼る事になる。

でも今お金がなくて病院もまともに行けない状態なのが

解消されるだけでも少しホッとした。


こちらの意向は相手の弁護士さんに伝えたというか

お願いした。

あとはこれでまとまれば離婚出来る。


今はまだ働けない。精神科の医師も長期かかるだろうと

診断書に書いていた。

とにかく病気を治すこと。


そして治ったらまた元気に働きたい。

今はそれがムリだから、某資格の一般教養の問題集を

気楽な気持ちで解いている。

国語とか社会は割と覚えていてまあまあ正解するんだけど

あれだけ好きだった数学の方程式等を忘れていたのに

ちょっとショックを受けてしまった。

今度古本屋さんで中学生の数学の参考書か基礎の

問題集買ってこよう。


今はまだ資格の試験を受けて・・なんて段階じゃないし

専門分野となるとどういう方法で勉強すればいいのかさえ

わからないので手付かず。

ただまだ解ける国語や社会(歴史)の問題を解いたり

歴史の本を読んで楽しいと思えるのが嬉しい。


つい最近まで向上心が全然なくなっていたから。


このまま勉強をマイペースで続けて資格取れたら

いいよねと思う。

もし資格取れても仕事に繋がるかは不明だけど

もし仕事につなぐ事が出来たら、今の私のように

困っている人の力になれたらと思う。

困った人の為に力を貸し、忙しく動き回る弁護士さんの

姿を見ていてとても励まされる。

(充実しているのもあってかキラキラしてるよ。あの弁護士さん。

ああいう姿見てるとちょっと前まで自分がとても情けない

気持ちになってたけど、やっぱり私も昔みたいに仕事を

ああいう風にイキイキやっていきたいと思う。

充実してるからか綺麗なんだよね・・。自分もそんな

時代もあったんだなと再認識した。今はゴミみたいになって

くよくよと泣いてばかりだけど、彼女のように強くなろう。)



相手の弁護士さん見ていて同情して涙・・なんて

まだまだ私は甘い情けない部分があるので、それを

別の方向に持っていこう。