コメントでいただいた「被害者意識」という言葉で考えたことを記したいと思います。

 

話が広がりすぎないように、

ここでは対象を夫婦(パートナー)のみに絞ります。

 

私はどちらも被害者であり加害者であると考えています。

 

不倫とかDVとか明確な離婚事由がある場合は別です。

その場合は有責者側が加害者です。

 

その行為に至るまでの背景が~~とかもあるかもしれませんが、

行為自体が罰せられるものである限り結果で見るのが正しいかなと思います。

 

性格の不一致による離婚の場合は

どちらも被害者であり加害者である意識を持っておきたいところです。

 

急に離婚を申し出られた側は自分が被害者だと思うかもしれません。

でも、初めから離婚したくて結婚する人はいません。

 

離婚したいと思うような出来事がある時点で、

離婚を申し出る側も被害者ではないでしょうか。

 

改善の余地がないと考えるからこそ離婚を申し出る訳ですが、

相手からしたら突然のことで意味がわからないと思うかもしれません。

 

そうなったら相手から見たら

離婚を申し出た側が加害者になるわけです。

 

被害者の面と加害者の面を両方持っていることを忘れ、

自分だけが被害者意識を膨らませて相手を加害者だと決めつけて接する。

こうなると離婚協議は長引くはずです。

 

 

ただこの両面併せ持っているのを忘れないことってかなり難しいんですよね。。

私も長引く離婚協議のなかで被害を受けていると感じ、

相手を恨んでしまう時期もありました。

 

別にそう思ったって良いじゃん

って考えるかもしれませんが、

そういう時期って心がどんどんどす黒い感情になって辛さが増すんですよね。

 

自分は被害者でもあり加害者でもあると冷静に考えられる時期のほうが、

心は落ち着いています。

 

常にこう考えなきゃと思うと難しいと思いますが、

調子が良い日は思い返してみると良いのかなという意見です。