どうして裁判がはじまるの? | 国際結婚の行く末: 在アメリカ 国際離婚とハーグ条約

国際結婚の行く末: 在アメリカ 国際離婚とハーグ条約

国際結婚をする前に、国際離婚についての知識があればよかったと思います。あったら、してなかった。

裁判は:
①原告(例えば父親)が訴訟を起こし
②その要求をかいた書類を、被告(母親)にわたし
③裁判所に両者出頭する日にが決まり
④被告が受け取って、20日以内に、返事・合意・反論をする旨を、原告に伝えて

⑤裁判所に出頭し

はじまります。

ケース1:⑤の段階で、まだ、被告が書類を受け取っていなかったり、受け取ってから20日たっていなければ、裁判日は、別の日に設定されなおします。

ケース2:合意に至れば、⑤の段階で、裁判官に合意にいたりました、と報告。もちろん、合意書を見せて。

ケース3:被告が反論するのであれば、⑤の段階で、裁判官に原告の訴えは真実ではない、と裁判がはじまります。

ケース4:被告が受け取って、20日以内に反論せず、出頭もしなかった場合(つまりすべて無視)、裁判官は原告の言い分を認めます。裁判官自身が納得いかなければ、変更・却下はありますが、通常は認めます。



さて、「見に覚えのない借金の欠席裁判で本当に借金になるなんて事があるんですか?

私の調べだと、日本に住んでる日本人への裁判申し立ては、日本大使館を通さないと、正式な訴訟と認められないという事ですが、本当の借金になってしまったのは、いつ、どこの国の人ですか?」

という質問。


見に覚えのない借金で裁判というのは、可能ですよね。例えば、ケース4になるであろうとほぼ予測がついている場合。

先日の6億円の裁判は、そうですよね。出頭しないということがほぼ予測できましたから、絶対に勝つと思って、わかっていて裁判を起こしてますね。

欠席裁判で、見に覚えのない借金なのに、裁判所で認められてしまう。

これも、先日の、交通違反のチケットと同じですね。チケットをきった本人である警察官が出頭しない確率が高いのがわかっていて、実際に出頭してこなければ、欠席裁判となって「速度違反なんてしていない!」という訴えが認められるわけです。

したのにね。


余談ですが、日本で有名な某掲示板サイトの主催者は、はじめは、裁判に応戦していたらしいですが、ばかばかしくなってすべて無視することに決めたそうです。裁判の苦労・費用のことを考えたら、無視したほうがいいという結果になったのでしょう。


さて、「日本に住んでる日本人への裁判申し立ては、日本大使館を通さないと、正式な訴訟と認められないという事ですが」

これは、本当かもしれません。「法」はそのように定めているのかもしれません。

でも、例えば、宅急便が送られてきたとき、日本だとはんこを押しますよね?クロネコヤマトからの荷物とかが届いて。


アメリカから、例えば、Fedex(宅配会社。日米にあります)で、書類を送って、誰でもいいです。どなたかが受け取って、はんこを押したとする。

送り主には、その書類が、ネットでみれたり、わざわざ、コピーを送付してくれたりしますね。


それをもって、裁判所に出頭し、裁判官に見せるのです。


「被告が書類を受け取ってから、すでに20日間たっている!」と主張するのです。

裁判官が、その「荷物は相手に届きました」というFedexからの書類を見て、それを認めるかどうかは裁判官次第です。

ある裁判官は、日本大使館に確認したいというかもしれませんが、ほとんどないです。裁判官自体、そんな法律、しらないことでしょう。

Fedexの書類をみて、「受け取ったのに、無視した」と思うのが普通です。そして、正式な訴訟と認められ、欠席裁判となってしまったわけです。


***

裁判官が決めるのです。

裁判官がいいといえば、いいのです。

今回の6億円のケースですが、私は、ばかばかしくて、裁判書類を読んでないのでなんといっているのかわかりませんが、上記のことが起こったのでしょう。

「では、荷物が来たら、受け取ってはだめなんですね!」と思うかもしれませんが、別に、Fedexの書類なんて、偽装できますよね。

偽装してるかもしれません。なんとでも、つくれます。クロネコヤマトの日本語でかかれているものを見せて、上手に、裁判官をだましたのかもしれません。

実は、知らないうちにはじまって、しらないうちに終わっていたのかもしれません。

それに、その父親は、裁判官を訴えたことのある人です。以前の判決が不服で、そんな判決をだした裁判官をやめさせてくれ!と。

私も同じ状況になるのが怖い・・・とこのときの裁判官、思ったかもしれません。すでに、この父親、有名ですから。

だから、父親の言い分をすべて認めたのもあると思います。



そう。だから、言いがかりをつけたほうが勝つのです。訴えた原告側がゆうりです。

アメリカで離婚となったときに、先に訴えようとしたほうが勝つのです。浮気をしたから、離婚したいと、裁判を始めたほうが有利なのです。



交通違反でもそうです。違反したのに、やってない!と主張するわけですから、いつのまにか、「違反したことにたいして反省するどころか、こんな違反チケットをくれた警察が悪い!」となるわけです。思い込んでしまうのでしょう。自分は悪くない。




今回の6億円のケースの裁判など、何をやっても、負ける裁判ですし、所詮、日本ではなく、アメリカでの判決。アメリカだけに有効ですから、どうでもいいのでは。

何しても、無駄なんですから、はじめからしないほうがいいですし、心配しても無駄です。心配しても、改善しようにもできないんですから、人生、楽しんだほうがいいと思います。


Legal Abuse(法の虐待)ですよ。

でも、父親のやっていることは、あくまでも「法に基づいてやっているわけ」です。上手に悪用してるんです。



仮に、Legal Abuseだ!と訴えようとしても、どのように証明させます?教えて欲しいです。

無理です。


だから、「DVであれば、子どもを返さなくてもよい」という条項をいれさえすれば、日本はハーグに加盟すればいいじゃないか、という人は甘いんです。

どうやって、DVを証明させるんですか?こんな相手と戦っているんです。無理です。