「来月までに住む所を決めて出てけっ!、マンションは売る、あとコレに判子押していて・・・」
これが「離婚届を置いて先週出て行った夫と最後に話した会話です・・・・」
こんな昼ドラ見たいな話・・・と思うでしょうか、離婚相談は大体こんな話です、なんなら軽い方です。
結婚1●年、子供●人、妻専業主婦、数が月前から夫からの離婚話・・・納得は出来ないし、生活していく自信もないし、何よりやさしかった夫に戻ってもらいやり直したい・・・・しかし現実は人が変わったように、高圧的で怖い・・・「私が至らないから主人に負担を掛けて、変えてしまった」と悔やむ妻・・・・
浮気臭がプンプンします、「不貞の証拠を撮って慰謝料をタップリ」と行きたい所ですが、財産・夫の収入を考えると、費用倒れになる可能性が・・・
なにより、奥さんは戻って来てほしい・・・人の気持ちを変えるには二人の時間が必要ですが、夫は帰ってこない・・・・所在調査をするか? 好条件で離婚協議に持ち込むか?
決断が下せず途方に暮れた奥さん・・と、隣でブチ切れている付き沿いで来ていたお父さん!!
とりあえず、お父さんの封印を解いてみる・・・
「お父さんどう思われます?」
「いや~今まで娘が可哀相で黙っておったが、こんなもん女が居るに決まっとるっ!!娘と孫の面倒を見る覚悟は遠の昔に出来ておるっ!!ですから、どうしてもあの男が許せん!!金なんかいらんっ!!浮気を認めさせて娘に謝罪させたい!!ですから、調べて欲しいっ!!」
夫婦問題は基本的に出来る限り冷静に考え対処する事が必要です、現実問題離婚してからの頼りはお金です・・・慰謝料の取れる見込みの無い浮気調査はお勧めできません!
しかし、お父さんは拳を握り締めたまま、肩で息をし、目を充血させている・・
きっと、10数年前、我が娘の結婚式で同じ顔をしていたんだろうなと想像すると、受けざる得なかった・・・・
長くなったので、次回に続きます・・・「一発逆転」