お待たせしました~

また水曜がやってきました。


今日は


わたし出すわ


を観てきました。



たぶん、そんな映画やってるのって

思う方が多いんじゃないかなぁ。


だって私も先週の水曜日に観た映画の

前の予告で知ったのですから。



山吹麻耶は東京から故郷へ戻って来た。

高校時代、仲が良かった同級生に会いました。


市電の運転手をしている道上保。

保には世界中の路面電車めぐりをするという

夢があった。

その話を聞いて麻耶は

「私がお金出してあげようか?」と切り出す。

そして後日、保の所に大金と資料が入った

荷物が届いたのです。


マラソンランナーだがケガをした川上孝には

アメリカで治療をする為に

養魚試験場の研究員の保利満には

研究資金を、

箱庭協会の会長になりたいという

だんな様をもった平場さくらには

協会会長の座を譲り受ける為の資金、

ご主人が会社のお金を横領した挙句、

突然死してしまい、お金がなくなった魚住サキには

やり直す為のお金を渡します。


麻耶がどうしてそんな大金を持っているのか

どうして自分たちにお金をくれるのか

みんな不思議でした。



この映画は終った後に

すごく優しい気持ちになれるんです。


夢をかなえるために

ある程度のお金が必要なときもあるけど、

でもお金がたくさんあれば幸せになれるって

ものでもないんだって思わせてくれました。


それに私が常日頃思っている

「情けは人のためならず」この言葉を

最後にかみしめることができました。


映画を観るのが難しければ

DVDになってからでもいいから

見て欲しいなぁって思います。





そういえば、私が「わたし出すわ」を上演する

劇場に入る前に、廊下を歩いていたら、

別の劇場からぞろぞろとお客様が出てきました。


女子高生、中年のご夫婦、若いカップル

その他いろいろの方々・・・


その中で若い男の子がオイオイ泣いて

彼女からハンカチを借りているではありませんか。

彼はハンカチで涙も鼻水も一生懸命拭いてました。

(*≧m≦*)ププッ


いったい何の映画を観たのかなぁ???


僕の初恋を君に捧ぐ」でした。



そんな中、保の奥さんは

ホストに入れあげお金を使ってしまい、

魚住サキは悪い男にひっかかり

殺されてしまいます。