火曜日にエレクトーンのレッスンのあと

レッスン友達を自宅まで送る途中、

結婚詐欺の話が出ました。


前の日にお嬢さん(中3)と一緒にテレビを見ていたら

結婚詐欺にあって何百万円も騙し取られてしまった

女の人が出ていて、

何で騙されるんだろうねぇって言ってたんですって。


その時に結婚詐欺の特徴を

テレビで言っていたらしいです。

まぁ家族や友人に合わせないとか

話が大袈裟すぎるとか・・・

それを見て彼女のお嬢さん

「こんなの当たり前じゃん

 騙されるなんてバカ過ぎる」


そんな話を聞いた翌日に

この映画を観たのですが

やっぱり結婚詐欺の特徴満載で

すっごく笑えました。


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米特殊部隊ジェットパイロット、

ジョナサン・エリザベス・クヒオ大佐は

すっご~い経歴の持ち主。

それに上手な日本語。


それもそのはず

彼の名前も経歴も大うそ。

本名 竹内 武男。

北海道で生まれた

正真正銘の日本人なんですから。


弁当屋の社長・しのぶは

クヒオ大佐にぞっこん。

大佐に言われるがままにどんどんお金を渡し、

ついに店のお金にまで手を出してしまいます。


しかしクヒオ大佐は他にも

博物館のエリート学芸員・春、

銀座の高級クラブのホステス・未知子にも

近寄っていきます。


ある日、ひょんなことから

しのぶの弟・達也に詐欺師だと

見抜かれてしまう。


達也は姉貴の金はオレの金だから

姉貴の金をオレに返せ。

まずは100万円。


困ったクヒオ大佐は春や未知子を騙して

何とか金を工面しようと思うのですが、

春は学芸員でお金があまりなく、

未知子には自分の店を持ちたいから

逆に自分に投資してくれないかと言われます。


結局、まわり回ってしのぶに

お金をせびってしまうということになりました。


クヒオ大佐は達也には何とかお金を渡しましたが、

しのぶが店のお金を渡したばかりに

今度は従業員に給料を払えなくなってしまいます。


しのぶは窮地に立たされ

大佐と心中することにします。


これを食べたら2人で死のう。

しのぶの店の弁当を2人で食べ、

さぁ死のうというその時・・・


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クヒオ大佐は1970年代から

1990年代にかけて実際に結婚詐欺を

働いた実在の人物だそうです。


原作は彼をモデルに吉田和正さんが書いた

「結婚詐欺師 クヒオ大佐」です。



結婚詐欺に遭っても彼らを訴えない女性が

たくさんいるそうですが、

やっぱり一時でも愛していたからなんでしょうか。

しのぶはそんな女性の代表のようでした。



この映画は楽しんで観てください。

最近、笑いが足りない方

思わず笑えるシーンいっぱいですよ。