今日、追試の採点を行った。

定期試験で単位を取れなかった学生の救済措置だ。


試験問題は本来、定期試験と内容を異なる問題にすべきなのだが、

試験で出た問題を勉強しなおしたら点を取れるようにとの

温情措置で同じ問題にするのが慣例になっている。

単位取得意欲と学習したことへの評価を与えようということである。


16人分の採点を行った。

見事である。


何が見事か・・・・

30点強しかとっていない

前回と変わらないかそれ以下である。

50点以上獲得した学生は二人のみである。


やる気があるのだろうか・・・・


普段まじめにおこない再チャレンジしてくる学生には

単位をあげるのはやぶさかではないのだが、

問題は、出席率が悪く、課題も一切出さず、定期試験も受けなかった

学生である。

(どうやらクラス担当から追試を受けたら何とかしてやると言われているようだ)


採点途中、学務課の職員に「どうですか?勉強してきてますか?」

と声をかけられた。

「いやー、ぜんぜんだめです。やる気があるのかないのか・・・」

というと

「まあまあ、その辺は追試マジックということで・・・・」

ん?

追試マジック?

あんに、追試を受けた学生の全員の単位認定を迫られた。

(まあ、今回、単位を落としたところで、進級マジックがあるようだが・・・・)


こんなことだから、学生の危機感がなくなるのではないだろうか・・・・


でも、普段不真面目の学生とまじめにコツコツしている学生と

ほとんど同じ点数というのは、どちらが能力があるのだろうか?

とふと思ってしまう。


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