知り合いの不動産屋のPCの定期メンテナンス契約をしている。
サーバー機・クライアント6・プリントサーバー3とOA化に熱心で、
独自ドメインももち、ブログに自社サイトも持っている。
昨年末、正月休みの間に店舗を改装するという話があった。
そこで、正月早々申し訳ないが、現状のLANの配線もすべて取っ払ってしまうので
LANの敷設を行ってほしいとの依頼があった。
約束どおり現場へ行ってみると、配線が引かれてあるのがどうもいやだという話だったので
「少しコストがかかるが無線LANにしましょう」と提案を行った。
「盗聴が気になるが問題ないのならそうすると
二つ返事だった。」
早速無線LANの設定を行って問題なく稼動していることを確認してその場は終わった。
が
数日後から、たびたびTELがかかってくる。
「ネットワークのスピードが遅い」というのだ。
動画のやり取りとか極端にトラフィックをかけるような作業が無い限り、普通の事務処理では
十分すぎる速度が出ていると何度いっても聞かない。
ましてやこちらの説明も聞かない。
とにかく「無線にしたおかげで遅くなったの一点張りである。」
現場にいってその遅いというのを見てみると、ブログ作成のために借りているサーバーがどうも
付加がかかっているようだ。
こちら側の問題ではないのに無線LANのせいにしている。
説明をしようとしても「自分にはわからない、とにかく遅くなったのは事実だ」とそればかり
さくさく動いているサイトを見せても同じ反応だ。
さらに、一台だけ試しに有線を引っ張ってつないでみても同じだ。
痺れを切らせて「どうしても無線だと思うのなら有線にしましょうか」
(こちらはせっかくの投資を無駄にしてしまうことになるので一生懸命説明していたのに・・・)
すると、
「そうしてくれ、
どうしてコンピュータをやっているやつらはああやこうやばかりなんだ、
前にサーバー機を導入したやつも同じ様なことばかり言う。
スピードが遅くなっているんだからごたごた言わずに素直に早くする対処を
行えばいいんだ。
それが出来るコンピュータ屋だったらもっと儲かるはずだ」とまくし立てられた。
ムカッときて反論しようとしたが、火に油を注ぐだけのような気がしたのでぐっとこらえた。
スピードなんて極端に落ちているのなら別だが、多くは感覚的なものである。
ましてや今回の件は借りているサーバー側に問題があったのである。
そんな感覚的なものに対処しようとするならば頭の中を改善してもらわなければならない
こっちは、無駄をしないためにと思ったのが、反論せずにだまって言うことさえ聞けばいいんだ。
コンピュータをやっているやつらは・・・とひとくくりで帰ってきた。
まったくいい加減にしてほしい
複数の人間から同じような対応をされるのなら、逆になぜそのような対応をされてしまうのかということを
逆に考えてみてほしいものだ。
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