離れ離れになった時、慎司も泣いてくれた。
「離れたくない」と言ってくれた。
今となれば、何が本当で、彼の気持ちも本当だったのか疑わしくもなるけど(内緒で婚約してたし)、私の気持ちは本物だった。 


しばらくはメールをくれた。
私はケータイのチェックが日課になった。
慎司からのメールは、些細な内容でもとても嬉しかった。
婚約者がいる地元でも、私の存在を思い出してくれることがある・・・それだけで胸がいっぱいになった。



先のない、何のためのものか分からない恋愛。
ただ、慎司のことが好きで好きで、それだけだった。
会いたくて会いたくて、しょうがなかった。
ただ、それだけだった。


ある日。慎司が、私に結婚の予定があることを知った。
去年の6月のこと。
それから、連絡が途絶えるようになった。
私には、憲ちゃんという彼氏がいた。

自分にだって「婚約者」がいたのに・・・
私の愛情が自分にだけ注がれていないって分かった瞬間、彼の愛情は冷めていった。

本当に分かりやすい人だった。
そんな彼のことが分かっている私には「それでも愛している」なんて・・・
言えるわけが、なかった。

慎司が転勤で地元に帰る日がきた。
出会って半年後のことだった。


その日が来る前に、何度も別れ話を切り出した。
絶対に本命にはなれないから・・・
カラダだけの関係なんて虚しいから・・・

私から別れを言えば、慎司は「いいよ」って言うと思った。
だって私は、彼にとって見れば「単なるこっちでの暇つぶし」だと思っていたから。

でも、彼は、「嫌だ」と泣いてくれた。
嬉しかった。
慎司のことが、もっと、好きになってしまった。

それからも私たちは会うたびにカラダを求め合った。
それしかなかった。
たとえ、彼にとって私がそれだけの対象でも、私は彼に抱かれるのが嬉しかった。
必要とされるのが、嬉しかった。



彼が転勤してからは、毎日を泣いて過ごした。
彼のいない職場でひとり、彼の面影を探した。

前のブログ は、慎司のことだけ綴っています。
閉じてしまったので、こちらに想いを綴ることにしたのですが。 


簡単に復習。



一昨年の9月、派遣先で慎司と出会いました。
その翌日にはごはんに誘われ、一週間後には仕事終わりに一緒に帰るようになり、手も繋いだりしてた。
初めて寝たのは・・・それからすぐだったような。


慎司の地元はココからは高速で2時間くらい。
その地元には7年くらい付き合っている「彼女」がいた。 


慎司はとても彼女を大切にしていた。
私には「結婚なんてまだ決まってないよ?」とか言いつつ、私と関係を持っている期間に、婚約指輪を渡していた。



始めは好奇心。その後どっぷりつかってしまった私がいけないんだけど。

本命の彼女がいても、慎司は私のことも大切にしてくれた。
今思えば、「転勤先の彼女」って感じもしたけど。
でも、彼の「愛してる」って言葉を、信じた。
先は見えない恋愛だったけど。



私は彼を愛していた。必ず来る「別れ」を知っていたのに。

実は、「入籍」をしました。



人はこんな時、大好きな人と結ばれて、本当に幸せの絶頂だろうけど、私はいたって落ち着いているというか。

私の旦那様、憲ちゃんは、とても素敵な人。
外見は置いといて(笑)、人として、本当に尊敬できるところがたくさんある。
私のことも、本当に愛してくれている。

私も彼のことが大切だ。
だから「入籍」した。
この先、こんなにも私のことを考え、理解してくれる人はたぶん現れないだろうと、思ったから。



でも、入籍したからといって、簡単に「好きだった人」を忘れることなんてできないよね・・・。



かけがえのないものを手に入れて、大切なこともわかっているのに、私は「心の隙間」を埋めてくれる「何か」を捜し求めている気がする。


こんな自分が、怖いなぁ・・・。

そんな大好きだった慎司の結婚式は、もうすぐです。  



慎司と彼女が付き合った記念日。
たぶん8年目の記念日。

私は、その8年には到底及ばない、彼と過ごした半年をいつまでも引きずっている。

結婚式を迎える、彼は今、本当に幸せな時期でしょうね・・・。
おそらく私はその日を、彼と過ごした職場で過ごすことでしょう。
ある意味、酷ですよ。


本当にバカみたいだよねー・・・。

でも最近は、まだよくなったよ。
ちょっと前までは病気のように慎司のことばっかり考えてたもん。
そんなに好きだったんだ・・・って、その時に思い知った。

彼の暇つぶしは・・・
私にとって、一生忘れられない「恋愛」になりました。


悔しいけど。

使い捨てだった、私の恋愛。


必要がなければ「バイバイ」で、相手のことを省みることも少なかった。



一昨年の秋、慎司という男性に出会った。
私が人生で2度目に、本当に好きだと思った人。


本当に本当に大好きだった。
もう、会えないけど。




私は婚約者がいました。
彼にも、遠距離恋愛中の、婚約同然の彼女がいました。

彼にしてみれば、転勤先での「暇つぶし」の私。
本気になった私がいけないんだけど。


あれから1年経つのに、忘れられない。



・・・いつ、忘れられる?

リコといいます。



他のところでブログを書いていたのですが、
事情により(心機一転?)お引越しをしてきました。


ここでは、過去の恋愛・現在の恋愛・恋愛感などをテーマに様々なことを綴っていきたいと思います。