入院17日目
今日はくもりでしたが、夕方ごろからあたたかな日差しが射し込んできましたね。
今日は、父が病室に訪問してくれました。
実は外出許可がおりたこともあり、父とゆっくりと話しながら、庭園を散歩しました。つやつや咲いている紫陽花が、藍色に染まっていて、とてもきれいでした。
父と話してゆくうえで、気付いたことがたくさんありました。「今まで敷かれたレールを歩んできたから、いざ社会に出ようとしたときに、『分からない』となってしまった。その『分からなさ』が恐ろしくて、病気になったのではないか」「母の言うことを絶対的と思う節があったこと、その関係性を見つめ直す必要があること」、「人生はもっと気楽でいい。難しく考えすぎているから、辛い、怖いと思ってしまうのではないか」などなど。
父とはよく心の話をするのですが、「なるほどな……」と、今回もじんわりと気づかされた点が多かったです。父の日が近いこともありますが、父にプレゼントと手紙を渡しました。いつも見守ってくれる父には、本当に感謝しています。
もうひとつ得られた気づきに、「体重が増加しても、悪い点(困ること)はひとつもない」がありました。
私は摂食障害を完治した方の個人的サポートを受けているのですが、「体重が増加したら、どのようなことが起きそうですか?」と問われ、「困ることよりも、良いことの方が多い」ことに気づきました。脳に栄養がまわり始めたおかげでしょうか……。
じわじわ増える体重には嫌悪感を抱いてしまいますが、ちょっとずつ前向きに捉えられそうです。それが、嬉しいです。
多くの気づきを得た1日だったように思います。
昨日の昼食は、このようなものでした。
・ご飯
・オレンジ
・白身魚カレー風味揚げ(ボイルアスパラ付き)
・肉じゃが
・めかぶ胡瓜
水曜日の白身魚カレー風味揚げは、病院食にしては味が濃いので好きです。結構好きなメニューのひとつです。病気に対して、お昼はやや弱いので、夜メニューになればいいのに……と思ってしまいます。
お夕食は、このようなものでした。
・ご飯
・鶏のハーブパン粉焼き(ピーマンソテー付き)
・冬瓜コンソメ煮(ベーコン)
・和風コールスロー
このメニューも、病院食には珍しい? 洋食メニューなので、まあまあ好きです。しかし、味が少々薄く感じられたため、お塩をふりかけて食べました。お塩、大活躍ですね。
今日も、つつがなく終えられて良かったです。治療は辛いけれど、明日からも頑張ります。