全国津々浦々、with膠原病の皆様
いよいよ7月が始まります。
2021年、折り返しましたね~ その初日は雨ですな。
私は本日、膠原病内科の診察日です。
一昨日、血液&尿検査に行ってきたのですが、昨日、主治医から電話がかかってきて。
「補体が下がっているのが気になる、ついては診察前に全身CT検査を受けてほしい」とのこと。
あらら・・・。
補体は病勢をあらわす指標で、低くなると病気の勢いが増しているといわれます。
なんか、嫌な感じ。
が、まぁ、それをどうのこうの考えたところで、どうしようもないです。
病院行くまでの時間で、このブログを書き上げることに集中しよう。
さて、やめたい習慣がやめるところまではいかないけどマシになってるな~という報告の続きです。
悪い習慣のやめ方として、よく紹介されるのが、
1,やめたいものに手が届かないようにする。
2,それをするのがめんどくさって思うようにする。
逆に続けたいと思う習慣は「それが簡単にできるようにするといい」というのがセオリーです。
たとえば、勝間和代さんは、ご著書の『勝間式ネオ・ライフハック100』のなかで、
「私はアルコールやカフェイン、菓子類を摂らないようにしているので、一切らちに置いていません。だから、うちに遊びに来る人には、それらを摂りたければ持参してください、とお願いしています。うちに置いておくと、非常に高い確率でその「誘惑」に負けるからです。繰り返しますが、動物だから仕方ないのです。喉が渇いたら水を飲むように、目の前の誘惑には手が伸びてしまうものなんですね。
頑張ると、どんどん意志が消耗し、その誘惑に絶対負けない!と「制御疲れ」に陥ります。その結果、次の誘惑に必ずのってしまいます。だから、初めから誘惑を排除して、視界に入れないようにするに限ります。」
と、おっしゃってます。
タバコやアルコールやコーヒーや甘い食べ物など、やめようと思うものを家に置かない。
そんなのまずいちばんに思いつくやん…って感じなのですが、でも、なかなかできない。
実行までに何年もかかったりすることはざらにあるよね。
私のコーヒーの場合、まず、キッチンのテーブルの上にセッティングしていたインスタントコーヒーの瓶と砂糖ポットとティースプーンを撤去しました。
カフェっぽく、テンション上がるティータイムにしようと工夫したのが仇になり、いつでも手軽にコーヒーが飲める環境だったのです。
今、それらは腰を屈めないと取り出せない、レンジ台の下の方の引き出しの奥に隠してあります。
が、そこにあることは知っているので、飲もうと思えば飲める。
ちょっとはめんどくさいけど、めんどくさいからいらんわって思うほどではない。
「家にコーヒーがない」状態にしたらいいのですが、私はそこまで自分に厳しくしません。
コーヒーを断とうとしているわけではなく、がぶ飲みをやめるのが目的なので。
これがアルコール依存症なら家にお酒を置かないというのは鉄則ですけどね。
で、もうちょいめんどくさくなる方法はないかな~って考えて、
インスタントコーヒーからドリップコーヒーに変えました。
これは効果ありました!
インスタントコーヒーとくらべると、相当めんどくさい。
小袋から取り出し、カップのふちにとりつける。
湯を注ぐにも、どぼどぼと流し込むと粉が溢れてしまうので、「美味しいコーヒーになぁれ」と念を入れながら、ゆっくり注ぐ。
慣れてきたら、このめんどくささが案外いいって思うようになる。
小袋を破ったときに、ふわ~っとくるコーヒーの香りがいい。コーヒーの匂いのリラックス効果は科学的にも証明されているしね。
はじめに少な目のお湯で蒸らすとか、手間のぶん丁寧な作業になる。
物事を丁寧にするって、いいよね。なんというか、コーヒーから珈琲へと進化した感じ。
最近のインスタントコーヒーのクオリティはすごく高くて、ペーパードリップとかわらない風味があるけど、
わざわざ手間をかけて淹れることに意味がある。
わざわざ手間をかけて淹れるというスペシャル感が、コーヒーを「飲み物」から「嗜好品」へ変えてくれたみたい。
ハレとケ、みたいな、メリハリ感。
私、インスタントコーヒーなら立て続けに2杯、3杯、飲むことがあるのですが、ドリップコーヒーではさすがにそれはしないです。
これ一杯いくらやろ?っていうコスト計算が頭をよぎるし。
カフェインの含有量も多いのかな、そんなにいらんって体が訴えてくるからね。
ちなみに、豆を買ってきて、挽いて、淹れるってのをやってみたこともあるのですが、
あまりにめんどくさすぎて、やめました。
先出の『勝間式ネオ・ライフハック100』にはこのように書いてあります。
「もし、改善したいことが「わかっているけど、なかなかできない」という場合は、環境整備ができていないことが原因だと思います。
(中略)やめたいものを遠ざける。
食事面では、ほったらかし料理ができる調理家電などを買う。
運動面では、こまめに歩くように自分の足に合った靴を買い、部屋を片付けておいて常に運動できるスペースを確保する。
睡眠面では、カフェイン入り飲料やアルコール飲料を家に置かない、など。
そうやって環境を整備することが、「わかっている」と「できない」の隔たりをなくす最善策で、「わかっているけどできない」という状態から脱することができるのです」
「わかっている」と「できない」の隔たりをなくす、という勝間さんの指摘は、大事だと思う。
「わかっているけどできないという状態」は、ストレスやからね。
わかっているのにできない自分ってなんてダメなんだろうと自分を責めて、消耗してしまう。辛いだけやわ。
「やらない」のではなく「できない」のだから、自分を責めたって、なんもならへんよね。
そして。ダメ押しに、勝間さんのこういう一言、気持ちいいわ。
私たちの意志は、ほとんど役に立ちません。
そうなのよね~。
やろうと思ったことができないという挫折を、私たちはどれだけ重ねてきたでしょう。
そして「私はなんて意志の弱い人間なんだ」「私はなんて根性なしなんだ」と自分を責めてきたことでしょう。
まずは、そんなふうに自己嫌悪に陥ることをやめる。
正しく知ればいいだけです。私たちの意志なんて役立たずだということを。意志の力でやり遂げようとしても、はっきりいって徒労に終わるということを。
だから、悪癖を治せない自分をゆるしてあげましょう。
私が思うに、↑これがポイントなんじゃないかなと。まず、できひん自分にそんなに厳しく辛く当たらない。
「人間やねんから、誰でもある程度はへなちょこやねん」って労ってあげる。
「でも、私、もうちょいよりよくなりたいのよね~、すこやかに朗らかに生きたいねん」って思えたら、じゃぁどうしたらいいのかという知恵やアイデアに巡り合うようになってます。
インスタントコーヒーからドリップコーヒーに変えるというちっちゃなことで、コーヒー一日8杯から珈琲3杯に減ったしね。
一気に完璧を目指さないで、ちょっとづつやっていくわ~。
こちら、りくろーおじさんのチーズケーキ。
「美味しく楽しいことにおカネをかけてもいい」という私甘やかし作戦は、幸せにはちょいとばかりおカネがかかるというプレッシャーとのバランスが大事かと・・・。