全国津々浦々、with膠原病の皆様。

 

コロナ予防接種、基礎疾患ある人枠で終えられた方、いらっしゃるでしょうかね?

私は、直近の検査値がいまいちだったし、たしかに倦怠感や疲労感や「なんとなく調子悪い感」がずっと取れないので、ちょっと見合わせようかなと。

 

一般の、健康な知人からは「優先して受けられるのに、もったいない~」とか言われるけど、

なんとなく今はやめたほうがいい感じがする。根拠はないんで、たんに直感としかいいようがないのだけど。

 

さて、今日は、足指の爪が伸び放題で断末魔的になったお話しです。

 

繰り返す足指の爪囲りの炎症に、難儀していることをこのブログで愚痴ってきました。

足指の爪の脇とかにできたちっちゃい傷口から、黄色ブドウ球菌などそこらへんのしょぼいばい菌が侵入。

真っ赤に腫れあがり、強い痛みが出てくる・・・という症状です。

 

↓ こういうやつ。

 

この腫れてる範囲がどんどん広がって、指全体まで真っ赤になって激痛が・・・となると、蜂窩織炎と呼ばれます。

医療に頼らなくてはいけません。

私は、痛みで夜中に目が覚めるようになる、というのが病院へ行く基準です。

 

抗生物質の点滴してもらうとか、切開して排膿してもらうとか。

一時的に流血を見ますが、こうなると楽になります。

 

with膠原病でステロイドとか免疫抑制薬とか使ってたら、「傷が治りにくい」「化膿しやすい」とか言われる、あれです。

やっと治ったと思ったら、またなって・・・と、冬頃始まったのをずっと引っ張ってる。

爪の切り方、靴や歩行姿勢(指への圧のかかり方とか)などいろんな要因があるらしくて、繰り返すのよね。

 

免疫抑制治療をやめるわけにはいかないので、日々心がけてこんなんになる要因を遠ざけて、

フットケアをかかさず足の指を観察して、やばそうな気配がしたら早めに対策を打つ・・・みたいな。

痛みのない生活をするために、こんないろんな努力をしなくちゃならないのがwith膠原病。

ふ~~~~ 疲れるわ。

 

蜂窩織炎を乗り越えて、痛みは完全には消えないけど触らなければ大丈夫という程度になりました。

爪を切らなくちゃな~と毎日思ってたんですよ。

でも、やはり、爪切りを当てるとかなり痛む。

「爪切りは明日にしよう。今日いちにちは痛みのない時間を過ごそう」と、一日一日過ぎていく。

「朝一番にその日もっとも大変だと思われることを片付ける」という、先延ばしグセ改善のセオリーを思い出し、

明日こそ、今日こそ・・・と。

 

で、結果、こんなんになるまで放置してしまった・・・

 

爪がぐらついてきて、もう自分では爪切れんわと観念して、やっと皮膚科へ行く決心をする。

「やっぱり行きませんでした」とかならないように、皮膚科行かなあかんなぁってwith膠原病のグループラインに泣き言を書き込んで。

 

私ならそんな書き込み見たら、「今すぐ皮膚科行って楽になりなさい!」って説教しそうやわ。

・・・そうやんな、友達がそんなんなってたら自分ならどう言うか。

友達が楽になるようにと真剣に考えて投げかける言葉を、自分にも言ってあげたらいいねん。

友達にするように、自分にも親身になるべきやわ。

 

と、この段階でも、どこの皮膚科の先生が優しそうかな~とか、ネットで探しまくって時間潰す。

結局、初診でもネット予約を受け付けてくれる、比較的最近オープンしたクリニックへ、義妹が車で送って行ってくれました。

 

30分後、こんな感じ。あんなに苦しんだのに、あっという間やわ。

 

診察室で私が靴下脱いで足指を出すと、若いイケメン先生、「で、どうしはったの?」って。

ぽかんとしてはる。

「蜂窩織炎が治ったばかりで、痛くて爪が切れません」と訴えると、苦笑いしながら爪切ってくれました。

 

爪切りながら、

「あ~、だいぶ、垢がたまってますねぇ」

「爪に垢をためちゃダメですよ」

「あ~、この垢が・・・」

「垢が・・・」

「垢」

 

・・・って、なんべん垢垢垢言うねん!

しゃあないやんか、シャワーしたらすっごい沁みて痛いねんから! 洗われへんかってん! 

 

垢溜まって不潔なのは足の指一本だけやのに、なんか私すごい不潔な人扱いされて、むっちゃ恥ずかしかったわ。

 

この日の教訓 やっぱり爪は自分で切らなあかん。

あぁ、何歳になっても毎日なんか学びがあるわ・・・。

 

ちなみに、前出のグループラインで「私なら痛くても自分で爪切る」と書き込んでくれた、ちーさん。

あなたのコメントがいちばん的を射ていました。さすがです。

 

さて、爪がなんとか事なきを得て解決したとして。

足底の胼胝とのつきあいは、延々と、延々と、たぶん、死ぬまで続くんやろね。

 

 

蜂窩織炎のときの痛みで、歩き方がおかしくなってたせいでしょう。

胼胝がますます悪化しているような気がする。

ま、いいか。削れば痛みは軽減されて、歩けるようになるんだし。

こんなふうにいちいち考えることで消費されるエネルギーがもったいないから、

歯磨きするように、毎朝プレドニンを飲むように自然に、削るのも習慣化したいよね。

 

 

Schollの電動リムーバー、かかとの角質削るものですが、足底の胼胝削りにぴったりです。