この「おひとりさま万歳ご時世」に
非難されそうですが、
やはり女性は歳をとるほど
結婚してた方が生きやすい。
経済的にも精神的にも。。
52歳になってつくづく思うようになりました。
もちろん、諸事情で独身でいることや離婚されることを余儀なくされている方も多くいらっしゃると思いますが、
「最近、夫婦で会話がない」
「何となく価値観が合わなくなった」
「何となく一緒に、いづらくなった」
「なぜこの人と一つ屋根の下で暮らしてるのか分からなくなった」
という「何となくな理由」で離婚したくなったり
(価値観なぞは違う人間なのですから一生合わないものです…)
また「女も男性に頼らず自立❗️」
「何歳になっても自由に自立して生きる❗️」「お一人様のほうが気楽❗️」
っていうカッコいいフレーズに刺激を受けて婚活を諦めようとしている方に
(結婚はお互い自立してるからこそできるものだし、上手く続けられるものです…中谷美紀さんや壇蜜さんも言っているように)
恐れながら申し上げたい。。
「その離婚ちょっと待った方いいのでは?」
「本当に50~60代になったときに、生涯お一人様人生でよかったと心から思えそうですか?」
もちろん私も結婚生活25年間(四半世紀)のなかで
何度か本気で離婚を考えたこともありました。
でも勇気なくて踏みとどまりました。そして今は「勇気なく踏みとどまった」その勇気に感謝しています笑。
私が今お気楽な❓️週7複業をやっていられるのも、あの時結婚を続けてたからかなーと。。
フェミニズムとか男女同権論とか女の自立論とか、そういう美しい耳障りのよい精神論は置いておいて、、、
もっと泥臭い現実から見ると
やはり女は若さあっての商品価値
というのは、どの時勢になっても動かしがたい事実。
それは恋愛婚活だけでなく
仕事や転職、再就職など、生きる糧を得るベーシックな面からもそうなのです。
私は週7複業で昼も夜も何十社もの会社を経験してきて、社会からは底辺と見られる女性の世界も見てきましたが(飲食店の皿洗い仕事などもやりましたから…💦)
やはり50代女性が住居費や生活費、さらには老後資金も十分に賄える仕事を
この年代で新たに探そうとすると現実は大変です。
実際、いま同世代の独身女性の同僚が他社での契約が終わり、別の仕事を探していますが、とても苦労してます。。
彼女は美容にも気を遣っていて、一流百貨店でエル○スの販売員もやっていたほど。その後も仕事一筋で来たので事務のスキルも高い✨
そんな才色兼備な彼女がまさかの50代の転職で大変苦労をしている。最近お見合いも何度かしていますが、東北出身の彼女にくる話は「相手の実家の店の手伝い」とか「田舎に帰って農作業」とか「10歳上の定年後男性(介護が待つのみ)」とか…
当然、プライドの高い彼女は断っています。
で、今も仕事探し。
見た目も仕事スキルも人以上の彼女。一見羨ましがられる経歴でも、今は家賃の更新を控えてとても生活に苦労しているのです。もう1人、離婚されて高校の息子さんを育てておられる同世代シングルマザーもいますが、本当に大変そうです。。
前者の彼女は独身だから自分のことだけやればいいですが、もし子供を連れて離婚すれば2~3人分の生活費教育費を背負っていく必要があるでしょう。これが現実です。
もちろん離婚されてもお子さんを立派に育てておられる女性も一杯いますが、相当な覚悟と我慢をされて頑張っておられると思います。
なので、「何となく旦那が気に入らない」レベルで離婚されたり、「おひとりさまカッコいい❗️」と時代の雰囲気に流されて安易な選択をしてしまうと何十年後かに後悔するのでは、と周囲をみて思うことがあるのです。
もう一つ、もっと切実なのが精神面。コロナで働く女性の自殺が増えて話題になりましたが、、
経済的な要因とともに(またはそれが引き金となって)メンタルが壊れてしまう要因もあるようです。
経済的な困窮は頑張って働けば生きていけますが、メンタルが壊れて一人暮らしだと、誰にも救いを求められなくなってしまう。
特に私達の年代は更年期でウツになりやすい時期。ウツになっても連れ合いや離婚後も子供とかがいれば会話もできますし、誰かが異変に気づいてくれますが
1人だと家に引きこもっていれば、その異変や深刻さに気づいてくれる人がいない。。
経済的な困窮よりこちらのほうがむしろ怖いことを、今回のコロナで思い知りました。
もちろんその人それぞれの生き方や選択、価値観があるので、あくまで結婚生活四半世紀をなんとか続けてきた50過ぎ女の一意見ですが、
もちろん正解なんてありません。ただ今回のコロナでは、そんな女としての生き方についても色々考えさせられた気がします。。