なんか気がつけば、このブログに移ってからにいにのことばっかり書いている。

元々うたちゃとのからみの中で出てきても、彼中心のことは年に2回くらい?しか書いてなかったのになぁ~


またしても先週の試合・・・

相手の先発ピッチャーが左だとわかり、試合前の練習で左投げのにいに相手に牽制の練習をしたらしい。


実はにいには牽制球の名手?らしい。

コーチも前に投げるか一塁に投げるかわからない、走れないと言ってました。

ひっかかったランナー数知れず。

それでいくつもの窮地を乗り越えてきたといっても過言ではありませんでした。


ただねぇ~、しつこいのよ、牽制。

いい加減前に投げろぉ~!といつもつぶやいてました。

少年野球って時間制なので、牽制多いのは問題ありなのよね。


前に投げる時はクイックで投げるんだけど、初めてクイック投げたのが4年生の時。

コーチが「あれ?今クイックで投げなかった?教えた?しかもコントロール良くない?」ととーちゃんに聞きました。

とーちゃん「いや、教えてない。」


一塁牽制も左はこうやった方がいいよ、ってくらいで、何も教えてなくて、やっぱりコーチに「教えたの?」って聞かれてました。

二塁牽制もうまくて、結構さしてたんだけど、ある時から偽投しかしなくなって、「なんで投げないの?」って」聞いたら、「二塁はそうそうさせないから・・・」だって。


合同チーム、AチームもBチームも左ピッチャーはおらず、にいにのモーションを盗めない。

左ピッチャーの場合の走り方のコツを教えてもらい、試合に望む。


試合が始まってみると、走り放題。

「あのピッチャー牽制球わかりやすぅ~」ってことだったらしい。


子供って、興味のあることについては、見よう見まねで覚えちゃうものなのよね。

それに、こうした方がもっといいのでは?と試行錯誤で考える。

彼にとっては、牽制球っていうのは魅力のあるものだったらしい。

すべてにおいてそうであってくれるといいんだけど、何しろプロ野球見に行っても売り子のお姉さんしか見てないって子なので、ダメだこりゃ!っていうことも数知れず。


テレビなんかでいい話やってて、こんな風にするといいらしいよ、なんて言っても聞いちゃいない。

やらされているうちは駄目、自分でやりたいと思って初めて成長するというのは、本当に本当、しみじみ思います。


にいにの体重、只今30kg程。

お正月にじいちゃんに「いいか、硬式は絶対やるな!その体で投げたら必ず肩肘やっちまう。そしたら中学で終わっちゃうからな。いいか、カーブなんて絶対投げるな!一番へたっぴでいいからな、今は基礎体力をつけりゃそれでいい。」だそうで。

それを聞いた私は、その通り!と思ったものの、思ったものの、揺れ動いております。


にいには弱小チームにつき、完全に投げすぎ、オーバーワークでした。

試合で投げた日は、帰ってきてから必ず私が整体をしました。

練習で投げた日も、やって、やって!とせがまれ、面倒なのでやったりやらなかったり。笑


だいたい私、本来気を使って整体やるのよ。

あの子に対しては、気を入れる時間をほとんど省いてる。(気を入れてても早くやって!と言われるから)

粘土こねずして、いきなり作品作ろうたって、硬いままじゃ作れないでしょ。

しかも、5分もしたら寝ちゃうから、「昨日ちゃんとやってくれたの?寝ちゃったから覚えてない、今日もやって!」とか平気で言うからねぇ。


子供の整体なんて遠隔でやっちゃえばいいから、本当はやる必要ないんだけど、体を手を使ってほぐしてもらうのって気持ちがいいものねぇ~それはわかるし、親子のスキンシップとしてもとてもいいと思うので、やってるわけだけど、主婦の夜は忙しいのよ。


てな感じで、体のメンテを受け持ってますが、

彼の左肩はすでにかなり内側に入り込んで歪んでいます。

極力戻しますが、完全には戻りません。

また無理に片側だけ戻そうとすると背骨が歪んでしまいます。

なので、無理のない範囲で戻します。

しばらく投げてないし、整体もやってないので、今どんなかな?


子供って、大人より柔軟性があって、戻る力が強いんです。

寝ている間に自然に元の状態に戻っていきます。(もちろん大人だってがんばって戻ろうとしてます)

子供って寝相が悪いと思いますが、あれは体を正常な状態に戻すための自然な作用で、寝相が悪いOKなんですよね。


毎日柔軟・ストレッチやるといいんですけどね、にいににも「かーちゃんも体硬いし一緒にやろうよ!」って促してるんですけど、やる気なし、聞く耳もたず。


ちょっと痛い目みないとわからないようです。

故障してほしくはないけど、人間って、痛い思いしないと身にしみてわからない生き物なんですよね。


硬式に行けば、エースで投げるってことは有り得ないので、3番手くらいで丁度いいかも、なんて思いもありながら、いかに体のない中学時代を乗り切るか・・・問題ですな。