花火のシーズンに流れてくるダイナミックな花火の画像を見かけると思い出す
花火にまつわるお話です
祖父が占い師だったからなのか、幼少期から星占い、妖怪や怖い昔話などが好きでした。
そこにいた人がふと消えたりして何でだろう?と思ったり、ちょっぴり聞こえたりするタイプ。
怖いというより不思議だなという程度なんですが、大人になってから人との違いを知りました。
もう10年くらい前、仲良くして頂いていた方の高層マンションでの集まりがありました。
遊びに行くと、ちょうど今日は神宮の花火大会だからみんなで見よう!となりまして、
裏手の避難階段に行って、花火を上から鑑賞することになりました。
スタートすると下からの花火が、広がる夜景にハナヒラク✨
なんて素敵。凄く感動し、みんなで見入っていました。
すると何やら声が聞こえはじめました。
マンションの階段の外から、ポーンとジャンプする様に。
「おいで!」「一緒に行こうよ!」
まるで手を繋いで遊びに行こうと誘われているようでした。
これは、天に上がる途中の魂なんだなと悟りました。
上がりたいけどあがれなかった魂達が、花火の力を借りているんだなと。
その時、花火は鎮魂でもあると理解しました。
懐かしい大切な人やペットなどに想いを馳せながら、花火を鑑賞するのも良いのかもしれません。
ちょっぴりヒヤッとしつつもちょっぴりあったかいお話でした。